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Samsung,SATA接続のSSD「SSD 840 EVO」を発表。「SSD 840」の後継モデル
Samsungは2012年9月に,SSD 840シリーズとして「SSD 840 PRO」と「SSD 840」をリリースしているが,SSD 840 EVOは,下位モデルであるSSD 840の後継製品という位置づけだ。SSD 840と同じくTLC(Triple Level Cell)を採用しつつ,最大容量1TBを実現し,さらに性能を引き上げてきたという新製品について,まずは速報的に概要をお伝えしたい。
「最大容量1TB」と「SSD 840 PRO並みの性能」を実現してきたSSD 840 EVO
もう1つの特徴はその性能で,容量500GB程度のモデルで比較した場合,SSD 840 EVOは,ランダムアクセス性能も逐次アクセス性能も上位モデルであるSSD 840 PROに匹敵し,部分的には上回ることもあるという(表)。
NAND型フラッシュメモリの場合,微細化は必ずしもよいことばかりではなく,短寿命化や性能の低下といった負の側面があるというのは有名な話だが,Samsungは,新型のSSDコントローラ「MEX」を用いた高度な制御により,高い信頼性を実現しているとのこと。実際,SSD 840と同じ,3年の保証期間が設定されるそうだ。
ちなみに,そのMEXだが,従来のMDXコントローラと同じく3コアのCortex-R4が集積されつつ,動作クロックは300MHzから400MHzへと引き上げられているという。
ITGマーケティング(Samsung製SSD販売代理店)
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