Kimの韓国最新PCゲーム事情#15 | - 07/23 18:09 |
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Kimの韓国最新PCゲーム事情#15 2002年7月29日から「ラグナロック」有料サービス開始(2002/07/23) Text by Kim Dong Wook特派員 Gravity社は,現在オープンβサービス中の3D MMORPG「ラグナロック オンライン」の有料サービスを,2002年7月29日から韓国で開始すると発表した。 サービス料は,個人ユーザーは1か月あたり2万2000ウォン(約2200円),PC BANG(ゲームに特化したインターネットカフェ)ではIPあたり3万3000ウォン(約3300円)となるようだ。 Gravity社は,最大で7万人が同時接続可能な合計10台のサーバーを確保して,すでに有料サービスの準備を終わらせたと発表しており,同社のKim Hak Gyu社長は 「既存のユーザー達のために,ゲームのデータベースを初期化しないだろう」 と発言した。また,「すでに会員データを保護できる新しいシステムへのアップグレードは終わっている」「全社員を対象にサービス教育を実施して,今後もサービス向上のために多角的な努力を行っていく」と語るなど,有料化に向けて万全の体制が整えられていることが伺えた。 韓国内ですでに有料化されている多くのオンラインゲームの実績から考えると,ラグナロックの既存ユーザー(βテスター)の10%でも有料会員になれば,成功といえるだろう。ラグナロックはこれまでのどのオンラインゲームよりも短期間で爆発的な人気を集めたし,その人気が長く続いているため,業界関係者は韓国史上最多の有料会員を集めるだろうと予測している。 ラグナロックの有料会員数がいったいどこまで伸びるのか? その結果が,現在有料化を準備しているほかのオンラインゲームに,大きな影響を及ぼすことになるだろう。 |