「テイルズウィーバー」日本サービス,ついに正式発表 - 2003/09/12 17:22


 これまで当サイトでも,"Kimの韓国最新PCゲーム事情"を中心に何度か情報をお伝えしてきた韓国産MMORPG「Tales Weaver」が,ネクソンジャパンによって「テイルズウィーバー」として日本でもサービスされることが,正式に発表された。

 もっとも,本作がネクソンジャパンからサービスされることは,以前「ここ」でお伝えしたとおり。驚くべきは,その契約金である。なんと100万ドル(約1億1700万円)だというから,桁違いだ。
 本作にまつわる"凄い話"は,ほかにもある。2002年8月にβテスターの募集が行われたのが,999人の枠に,初日だけで5万人以上が殺到。最終的には約15万人が応募し,1000人近くの枠にもかかわらず競争率150倍を記録したのである。そして同年12月にオープンβテストが始まると,わずか1時間で(ダウンロード数でも登録数でもなく)同時接続者数1万3521人,4時間後には2万1352人を数えたというから,これまた驚愕の数字である。
 初日の同時接続者数は「Lineage2」(リネージュII)に抜かれてしまった(3万6000人)が,それでも歴代2位の記録。ここ数年の韓国MMORPG界はLineageの一人勝ちに近い状態だから,その続編に次ぐ記録というのは,かなりのこと。もちろん,アチラではそれだけ本作が注目されているということである。

 ではなぜ本作がここまで期待されているのか? それはMMORPG界のビッグネームNEXON社と,パッケージソフト界のビッグネームSOFTMAX社(ファルコムから発売された「西風のラプソディ」の開発元)が手を組んだ,まさにビッグプロジェクトだからだ。
 そのほかにも,可愛らしいグラフィックス,(SOFTMAXが培ってきた)パッケージソフト並のストーリー性/アクション性など,多くのファンを惹きつける要素が盛りだくさんである。

 ネクソンジャパンは,本日からテイルズウィーバーの公式サイト「こちら」をオープンしており,また2003年11月から,日本でもオープンβテストを開始すると発表している。果たして,日本でも何かしら記録をうち立てることになるのか? 気になるところだ。

 ところで同社は,2003年9月26日から28日にかけて開催される(26日はビジネスデイ),日本最大級のゲームショウ「東京ゲームショウ2003」において,5タイトル出展するとしている。このテイルズウィーバーはもちろん,先日「ここ」で紹介した「メイプルストーリー」「アスガルド」も展示されるだろう。
 しかし,これでもまだ3タイトル。あとの2タイトルはなんだろうか? そろそろ「これ」も紹介されるだろうか? もちろんforGamerも同社のブースをじっくりと取材してくるので,お楽しみに。(Iwahama)

→「テイルズウィーバー」の日本語公式サイトは,「こちら」
→「テイルズウィーバー」の当サイト内の記事一覧は,「こちら」

TALES WEAVER IS A TRADEMARK OF SOFTMAX CO.,LTD.
(C)2003 SOFTMAX CO.,LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
(C)1999-2003 NEXON CORPORATION AND NEXON JAPAN CO.,LTD. ALL RIGHT RESERVED.


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