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英雄伝説は，1990年に発売された「ドラゴンスレイヤー 英雄伝説」から始まる人気RPGシリーズで，この1作め自体が同社の"ドラゴンスレイヤーシリーズ"の6作めに当たるという，なんとも由緒正しいシリーズである。
「英雄伝説III 白き魔女」「英雄伝説IV 朱紅い雫」「英雄伝説V 海の檻歌」の"ガガーブトリロジー3部作"の完結（1999年12月）から4年以上の歳月が流れた本日，ついに最新作の発売日が決定したわけだ。シリーズファンには感慨深いものがあるだろう。
今作の舞台は，列強に囲まれている小国リベール。ここで主人公のエステル（女性）と，その友人のヨシュア（男性）の二人が正遊撃士（ブレイサー）を目指して旅していくというのが序盤のストーリーラインだ（初代「ドラゴンスレイヤー」から同シリーズを知っている筆者としては，主人公が女性ということに驚いてみたり。「Zwei!!」でもそうだったけど，これも時代だろうか）。
本シリーズのことだから，おそらくストーリーはこのあと二転三転して，大いに盛り上がっていくことだろう。
グラフィックスは「イースVI −ナピシュテムの匣−」と同様に3Dで描かれている。ただイース VIはプリレンダされていたのに対し，こちらはリアルタイムで3Dを描いているため，自由に視点を動かせるようだ。
ゲームシステムについてはまだほとんど情報がなく，「ブレイサークエストで自由度の高いプレイを実現する」とか，「クォーツの組み合わせで強力化を図るオーバルアーツ」といった，イマイチピンと来ない説明がされているのみ。あとどうやら，料理に関するシステムがある模様。このあたりは，詳細が分かり次第お伝えしよう。
何はともあれ，価格は未定ではあるものの，正式な発売日が決まったのは嬉しいことだ。まだ3か月も先のことではあるが，これまで4年以上待ったことだし，掲載した画像や公式サイト「こちら」のキャラクター紹介ページを眺めつつ，のんびりと待つとしよう。（Iwahama）
→「英雄伝説VI 空の軌跡」の記事一覧は，「こちら」
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