アメリカ陸軍によるUnrealエンジンで開発されたゲームとして,2002年のE3でも話題をさらい,アメリカでは新聞などにも取り上げられ賛否両論となった,アクションゲーム「America's
Army:Operations」のデモ版だ。
アメリカ陸軍が全面的に協力している(というより制作している)ということもあり,銃の細部描写や反動による銃身の跳ね上がり,精密射撃のときの呼吸によるブレなど,かなり凝ったディテールとなっている。半面,アクションゲームとしての爽快感などは(このデモ版に関しては)ないに等しいので,撃ちまくりを期待してプレイすると肩透かしを食うこととなるだろう。
本デモ版では,射撃訓練に始まって,陸軍の正式小火器の取り扱いや屋内での模擬戦闘など四つのミッションをプレイすることができ,プレイにあたってはインターネットの接続が必須となっている。各ミッションの最後に訓練の結果をサーバーに送信することで次のミッションへ進むことができるようになっているからだ。まずメニュー画面の「Step1:Creat
Online Soldier」でプレイヤーネームとメールアドレスを入力して新規登録し,Step2を経て,「Step3:Soldier Training」でゲーム開始となる。
ゲームの内容自体は難しくないので,サクサクと進められるはずだ(本当の訓練もこんなに簡単なのか? と思わせて入隊を促すアメリカ軍の罠かもしれないが)。ちなみに,最初の射撃訓練で渡される銃で教官などを撃ってみると営倉(軍隊の監獄のこと)入りとなってしまうので注意しよう。
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