RPGやストラテジー,数々のジャンルに進出し,世界中で高い人気を誇る「Might
and Magic」シリーズの最新版「Legends of Might and Magic」のデモ版が,ついに登場となった。
比較的腰を落ち着かせて遊ぶタイプのゲームが多かったこのシリーズだが,今度のMight and Magicはなんとチーム戦ベースFPS。ゲームエンジンに「Blood
2」などで使用されていたLithtechエンジンの最新バージョンが使われており,アクション性を重視した設計になっている。
プレイヤーはGoodとEvilの二つの陣営に分かれてゲームに参加し,設定された目標の達成を競い合う。キャラクターは,GoodチームにPaladin,Druid,Sorceress,EvilチームにWarrior,Heretic,Archerの全6種類が用意されていて,ゲームに参加するときに自由に選択することができる。武器や防具を買うことができたり,マップ中にプレイヤー以外のNPC(モンスター)が数多く徘徊していたりするなど,"Might
and Magicっぽい"要素もしっかりと盛り込まれている。ただ,多くのファンに期待されていた"RPG要素"だが,これはバッサリと削られてしまったようだ。完全なアクションゲームとして認識して構わないだろう。
なおこの体験版では,「Rescue at the Ruins」と「Temple of Bark」の二つのマップで遊ぶことが可能になっている。GameSpyを介して自動的にサーバーも検索してくれるので,インストールさえしてしまえばすぐにでもゲームに参加することができる。オプション設定はなかなかに細かいので,すべて見ておいたほうがいいかも。