Microsoftは，神話をテーマにした3D RTS「エイジ オブ ミソロジー」（以下，AoM）の販売本数が，全世界で100万本を超えたことを発表した。

　AoMは，リアルタイム制の手に汗握るゲーム展開と奥の深い戦略性で，世界的に高い評価を獲得している「エイジ オブ エンパイア」シリーズの最新作で，実際の"神話"をモチーフに，ギリシャ神話に登場するゼウス，北欧神話に登場するオーディン，エジプト神話で知られるラー，イシスなど，さまざまな"神"が登場する新感覚のリアルタイムストラテジーゲーム。いまや世界有数のゲームデベロッパとして注目されているEnsemble Studiosが開発を手掛け，米国の権威あるゲーム機関であるAIAS（Academy of Interactive Arts & Sciences）から，2002年度の年間最優秀インタラクティブPC ゲーム賞（Interactive Achievement Awards as PC Game of the Year）ならびに年間最優秀ストラテジー PC ゲーム賞（PC Strategy Game of the Year）候補にノミネートされた作品だ。Interactive Achievement Awardsは，ゲーム界のアカデミー賞と称されるほど権威ある賞。今回AoMは惜しくも受賞には至らなかったが，100万本セールスの実績ともども，AoMの完成度の高さを証明する発表といえるだろう。

　ちなみに"Ageシリーズ"は，これでトータル1100 万本以上の販売実績となり，シリーズのすべての作品が100万本以上売り上げを記録したことになるという。（TAITAI）