お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
[TGS2004#05]中国,韓国に続き,ついに日本でも公開! 鈴木裕氏による「シェンムーオンライン」発表会
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2004/09/24 23:44

ニュース

[TGS2004#05]中国,韓国に続き,ついに日本でも公開! 鈴木裕氏による「シェンムーオンライン」発表会
2004/09/24 23:44
 計70億円という莫大な制作費でも話題となった,コンシューマ用超大作RPG「シェンムー」。そのMMOアクションRPG版がリリースされるという発表こそずいぶん前にあったが(関連記事は「こちら」),中国及び韓国で発表会が行われただけで,シェンムーの故郷である日本では,まったく詳しい情報が出てこなかった。しかし本日(9月24日),東京ゲームショウ 2004のセガ・サミーブースで,エグゼクティブ・プロデューサーである鈴木裕氏自ら壇上に立ち,本作の発表を行った。

 鈴木裕氏はまず,中国と韓国での発表会で,本作が非常に好意を持って迎えられたことを報告した。とくに中国では,そもそもシェンムーオンラインゲームの舞台は中国であるため(ストーリー的には「シェンムーII」をベースにしている),ウケが非常に良かったという。




登場する予定のモンスター。両脇はいかにも"中国のお化け"という感じだが,真ん中は……。鈴木裕氏曰く,真ん中のは「シェンムーに合わないかも」という理由で,登場させるかどうか悩み中
 続いて司会者に本作の開発に着手した経緯について水を向けられると,「シェンムーの広大な舞台,多くの登場人物といったものは,考えてみたら,MMORPGにピッタリなんですよ。新しいストーリーを加え,ミニゲームなども入れたMMORPGを作ろうと思ったんです」。
 このあと鈴木氏が語った本作の特徴をまとめると,以下の通りだ。

・ストーリーはシェンムーIIがベース。香港から始まり,中国全土がフィールドとなる
・開発を担当するのは,「Red Moon」や「RushOnline」を開発した韓国のJC Entertainment社であるため,MMOの基本(コミュニティシステム,レベル,アイテム,ギルドウォーなど)は網羅している
・キャラクターは用意されたものではなく,プレイヤーが作成する
・キャラクターのクラスは,大きく3グループ。伝統的な武術を使うクラスと,現代的な武術を使うクラス(武器も扱う),そして気功など神秘的な技を操るクラス


 シェンムーIIをベースとしているだけで,ストーリーやシナリオは申し分なく,十分大きな特徴といえるだろう。鈴木氏は,さらに本作最大の特徴として,"バトル"を挙げた。
 4Gamerの熱心な読者なら,韓国での発表会のNews「こちら」で,鈴木氏が同じ内容の話をしていたのを覚えているかもしれないが,せっかくなのであらためて紹介しよう。
 鈴木氏は,オンラインゲームでは激しいアクションは難しいとしつつ,「しかしあえてチャレンジしました」と語った。先ほど掲載したムービー「こちら」を見て頂ければ分かるとおり,本作の戦闘シーンは,まるで鈴木裕氏の代表作「バーチャファイター」を彷彿とさせる,派手で激しいものなのだ。果たしてMMOというジャンルで,ここまでのアクションが本当に可能なのか,これまで数々の不可能を可能に変えてきた鈴木氏の手腕に期待したい。

わずかではあったが,なんと実際のプレイ模様も見られた。このクオリティで,実にスムースに動いていた


JC EntertainmentのCEOであるYoung Shin Kim氏(写真左から二人め)と,中国のT2 Technologies Holdings社プレジデント兼CEO,Jim Wang氏(左から4人め)
 さて,肝心のサービスのスケジュールだが,開発を担当しているJC Entertainmentのお膝元の韓国では,2004年11月末にクローズドβテストが開始される予定。そして中国では,2005年の「上海ガニが出る前」(鈴木氏)にクローズドβテストとのこと。……2004年8月くらいだろうか? そして我らが日本は,「実はまだアナウンスできる段階ではないんですが……。僕の希望を言うならば,2005年中にβテストまでもっていけるといいですね」(同氏)。元々日本のゲームだけに,日本が一番遅いというのは少し気になるところだが,まぁ仕方がない。ここは鈴木氏を信じて気長に待とう。

 発表会の最後には,JC EntertainmentのCEOであるYoung Shin Kim氏と,中国のT2 Technologies Holdings社プレジデント兼CEO,Jim Wang氏も登壇した。Kim氏は「韓国の技術と日本のゲーム性を合わせて作ったゲームです。ご期待ください」と,Wang氏は「中国のオンラインゲーム市場は年々大きくなっており,ここ1〜2年でも数多くのMMORPGがリリースされるでしょう。しかしシェンムーオンラインは,必ずやナンバー1になると信じています。中国だけでなく,全世界で1番になるでしょう」と語った。
 そして最後に鈴木裕氏が,「シェンムーオンラインは,良い人々(つまり先述の両氏などを指している)との巡り会ったことから生まれたゲームです。ぜひご期待ください」と締めくくっていた。(Iwahama)
<



→東京ゲームショウ 2004の4Gamer特設ページは,「こちら」
→「シェンムーオンライン」の公式サイト(韓国語)は,「こちら」
→セガの公式サイトは,「こちら」
→「シェンムーオンライン」のバトルシーンムービーは,「こちら」
→「シェンムーオンライン」の記事一覧は,「こちら」

Original Game (C) SEGA Corporation
Copyright (C) 2004 JC Entertainment. / (C) SEGA Corporation. All Rights Reserved.





  • 関連タイトル:

    シェンムーオンライン

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:11月26日〜11月27日