テストレポート
新型iPadファーストインプレッション。前モデルとの違いがひと目で分かる,2048×1536ドットの高精細表示に注目
まずは,外箱を開けるところから始めよう。今回購入したのは「Wi-Fiモデル」のストレージ容量64GB版だ。
外箱のデザインは,Apple製品共通の白を基調にしたものになっている |
外箱のフタを開けると,いきなりiPad本体が目に飛び込んでくる |
iPad本体の下にはACアダプタやUSBケーブル,製品に関する情報などが書かれたカードが入っていた |
起動するとまずこの画面が表示される。画面下のスライドバーでロックを解除して,初期設定を行うという流れだ |
初期設定の手順はスクリーンショットで説明しよう。まず最初に使用言語を設定する |
次に国や地域を選ぶ |
位置情報サービスはオン/オフが選べる |
無線LANのアクセスポイントを設定するか,PCと接続してiTunes経由でアクティベートするかしないと以降の手順に進めない。この点はご注意を |
バックアップしてあるデータから復元したい場合は,データの場所を指定する |
Apple IDの入力はひとまずスキップすることも可能だ |
利用条件に同意しないと,当然ながらその先には進めない |
音声入力のオン/オフを選ぶ。ちなみに,iPhone 4Sで使用できる音声アシスタント機能の「Siri」は搭載されていない |
診断や使用状況のデータをAppleへ送るかどうかの選択が初期設定の最後となる |
初期設定の完了を知らせる画面 |
初期設定が終わったところで,次は前モデルであるiPad 2との比較に移ろう。
左がiPad 2,右が新iPadだ。新iPadは幅185.7mm,奥行き241.2mmで,この部分のスペックはiPad 2とまったく同じである |
新iPadの厚さは実測9.5mm。iPad 2の同9.0mmと比べてわずかに厚くなった。見た目ではほとんどわからないが,2台を並べてその上に指を滑らせると,わずかな段差を感じることができた |
背面のデザインもiPad 2とほぼ同じだが,新iPad(右)はカメラのレンズが大きくなっているのが分かる |
以上,写真を中心にしたレポートをお届けした。
ある程度予想はしていたが,やはり2048×1536ドットの解像度による表示は素晴らしい。WebブラウジングなどではiPad 2よりテキストが明らかに読みやすくなっており,格段の進歩を遂げたといっていいだろう。
気になるゲームは,いくつかプレイしてみたが,新iPadの2048×1536ドットの解像度に対応しているわけではないので,iPad 2と比べてグラフィックスやプレイ感に違いを感じるようなことはなかった。新iPad対応タイトルが早期にリリースされることを願うばかりである(伝えられる噂話が正しいとすると,スペック的に,ドットバイドット表示の3Dゲームは難しいかもしれないが……)。
Apple公式サイト
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