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Release 340世代初のWHQL通過版となる「GeForce 340.52 Driver」登場
今回のトピックは,北米市場で販売が始まった「SHIELD Tablet」でPCゲームのLAN内配信機能「GameStream」を使えるようになったことと,「Metro: Redux」および中国市場向け「Final Fantasy XIV」に最適化されていること。日本のゲーマーからするとどちらも無関係な話ではあるのだが,5月下旬の「GeForce 337.88 Driver」以来,約2か月ぶりの公式最新版ということで,β版を導入しないポリシーの人にとっては待望の最新版ということになりそうだ。
というわけで,すぐに入手したい人は下に示したリンクをどうぞ。なお,統合される「GeForce Experience」のバージョンは2.1.1(15.3.13.0),「HD Audio Driver」のバージョンは1.3.30.1,「PhysX System Software」のバージョンは9.13.1220で,GeForce Experienceに刷新が入っている。
→32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 340.52 Driver(265MB)
→64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 340.52 Driver(321MB)
→Windows XP用GeForce 340.52 Driver(186MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 340.52 Driver(265MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.1・8・7・Vista用GeForce 340.52 Driver(321MB)
→4Gamer最新ドライバリンクページ
例によってGeForce.comの紹介内容とリリースノートの内容をまとめて本稿の最後にまとめたが,久しぶりの公式最新版として見ると,そのアップデート規模は比較的小さめということになる。
もっとも,「Google Chrome」における表示の異常という,該当ユーザーの多そうな問題が解決したのは重要なポイントといえるだろう。また,Release 340世代のβ版ドライバ「GeForce 340 43 Driver Beta」では,ゲーム関連のバグフィックスがいくつかなされ,また,4KディスプレイにHDMI 1.4接続で60Hz表示を行う機能も追加されているので(関連記事),その内容を含んだWHQL版としての価値もあると思われる。
ぱっと見は小粒ながら,対応GPUのユーザーであれば,自己責任で導入してみる価値のあるドライバといえるのではなかろうか。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 340.52 Driverの対応製品
- GeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce 700〜200シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce 9&8シリーズ
- デスクトップPC向けQuadro Kシリーズ,Quadro 4x0シリーズ,Quadro x000シリーズ,Quadro FXシリーズ,NVSシリーズ
- ノートPC向けGeForce GT 730M
- ノートPC向けGeForce 600M〜100Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce 9M&8Mシリーズ
- ノートPC向けQuadro Kシリーズ,Quadro 5000M〜1000Mシリーズ
- ノートPC向けNVS 5000M〜100Mシリーズ
- Tesla Kシリーズ,Tesla 20・10・8シリーズ
- IONプラットフォーム
●GeForce 340.52 Driverの新要素
・SHIELD Tabletサポートの拡張
- GameStream新規対応
・アプリケーションプロファイルの拡張
- 「Plants vs. Zombies: Garden Warfare」の追加exeファイルをプロファイルに追加
・SLIプロファイルの拡張
- 「3DMark: Sky Diver」「Battlefield: Hardline」「Divinity: Original Sin」「Enemy Front」「GRID Autosport」「LuDaShi Benchmark」「The Elder Scrolls Online」用SLIプロファイルの追加
(※Divinity: Original SinおよびGRID Autosport用プロファイルはGeForce Experience経由でのダウンロードとなる。Enemy Frontで追加されたプロファイルはDirectX 9モード用) - 「DARK SOULS II(NVCPL HBAO+プロファイル追加)」「WildStar(32bit版バイナリのサポート追加)」用のSLIプロファイル更新
※タイトル名の後ろにある( )書きは更新内容
・3D Visionプロファイルの拡張
- 「Banished(Good)」「BioShock Infinite: Burial at Sea(Excellent)」「Blackguards(Fair)」「Enemy Front(Not Recommended)」「Eterium(Excellent)」「Heldric - The legend of the shoemaker(Good)」「Krater(Good)」「LEGO: The Hobbit(Fair)」「Murdered: Soul Suspect(Fair)」「Port Royale 3(Good)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング - 「Enemy Front(Not Recommended)」「Murdered: Soul Suspect(Excellent)」用3D Compatibility Modeプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 340.52 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7・Vista)
- 4K Tiled Display(※DisplayPort 1.2 MSTで接続するタイプのディスプレイ)と接続して3Dアプリケーションを実行しているとき,ときおりシステムがロックされたりNVIDIAコントロールパネルが開かなかったりすることのある問題
- 一定時間の経過後,Google Chromeブラウザが正常な描画を行えなくなる問題
- GeForce GT 430搭載環境で,NVIDIAコントロールパネルからHDMI経由のサウンド出力を無効化した後で再び有効化すると,HDMI経由のサウンド出力がなされなくなる問題
●GeForce 340.52 Driverで解決した問題(Windows XP)
- リリースノートに記載なし
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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