ニュース
「GeForce 365.19 Driver」は,「DOOM」「Homefront: The Revolution」「Master of Orion」最適化版
すぐに入手したい人は,GeForce Experience,もしくは下に示したリンクからどうぞ。
→64bit版Windows 10用GeForce 365.19 Driver(346MB)
→32bit版Windows 10用GeForce 365.19 Driver(270MB)
→64bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 365.19 Driver(344MB)
→32bit版Windows 8.x・7・Vista用GeForce 365.19 Driver(270MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 365.19 Driver(346MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 10用GeForce 365.19 Driver(270MB)
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 365.19 Driver(344MB)
→ノートPC向けの32bit版Windows 8.x・7用GeForce 365.19 Driver(270MB)
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
今回も例によってGeForce.comの当該記事と英文リリースノートにある内容の和訳を試みているが,3タイトルへの最適化以外にも,ざっくり中規模と言っていいレベルでバグ潰しが入っている。万人向けではないものの,対象となるユーザーにとっては大きな問題にメスが入っている印象だ。
というわけで,DOOM以下3タイトルをプレイする気満々の人はもちろんのこと,そうでない人も,対象となるGPUを使っているならば,自己責任での導入を検討する価値がありそうなリリースと言えそうである。
## 以下,GeForce.comの関連記事および英文リリースノートまとめ ##
●GeForce 365.19 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 700〜400シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜400Mシリーズ
●GeForce 365.19 Driverが統合するソフトウェアモジュール
(※比較対象はGeForce 365.10 Driver)
- GeForce Experience:2.11.3.5(←2.11.2.66)
- HD Audio Driver:1.3.34.4
- PhysX System Software:9.15.0428
- Vulkan RT:1.0.11.1
- CUDA:8.0
- nView:147.00
●GeForce 365.19 Driverにおける最適化
- 新「DOOM」および「Homefront: The Revolution」「Master of Onion」最適化済み
●GeForce 365.19 Driverの新要素
・SLIの拡張
- 「Battleborn(AFR SLIプロファイル)」「Battlefleet Gothic Armada(SLI Singleプロファイル)」「Master of Onion(AFR SLIプロファイル)」「Obscuritas(AFR SLIプロファイル)」「The Moonlight Blade(SLI Singleプロファイル)」「The Solus Project(SLI Singleプロファイル)」用SLIプロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きは追加または更新の詳細 - 「Dead Island」「Dead Island: Riptide」の「Redux」バージョン実行ファイルをプロファイルに追加
- 「World of Warships」でSLIを無効化
(※デベロッパによるSLI関連の問題修正がペンディングとなったことを受けての対応)
・3D Visionの拡張
- 「Homefront: The Revolution(Not recommended)」用プロファイルの追加または更新
※タイトル名の後ろにある( )書きはレーティング
●GeForce 365.19 Driverで解決した問題(Windows 10)
- アップデート中にOSが「0x113
_dxgkrnl! DpiFdo HandleSurprise Removal」というエラーでクラッシュする問題(※「何の」アップデート中かは明らかになっていない。普通に考えればドライバだと思うが……。原文は「Operating system crashes in 0x113_dxgkrnl!DpiFdoHandleSurpriseRemoval during upgrade.) - SLIを有効化すると「Talos Principle」がクラッシュする問題
- GM107コアのGPUを搭載する環境でDisplayPortケーブルのホットプラグ/アンプラグを行うと,ビデオ再生が一時停止したり,画面がちらついたり,巻き戻しが発生したりする問題
- ディスプレイ3枚を接続した状態でベゼルコレクション(※リリースノート上では「Bezel Peeking」)を有効化し,Surround表示の有効/無効切り替えを行うと,PhysX設定の下にある「Span displays with Surround, Keyboard Shortcuts」が機能しなくなる問題
- 「GeForce 364.72 Driver」でSLIを有効化して「Tom Clancy's The Division」を実行すると,プレイ開始後20〜30分してスタッター(stutter,カク付き)が発生する問題
- Windows Media PlayerからASFファイルを再生するときに「nvd3dum!
CDX9VideoCallbacks ::getSurface _NON _NEAR _NULL _nvd3dum! freenvd3dum! _aligned _free nvd3dum! cresource ::destroy n.」 というRead access violationエラーが発生する問題(※ということだと思われる。原文は「[Windows Media Player, OCX, ASF] Read access violation @ nvd3dum! CDX9VideoCallbacks ::getSurface _NON _NEAR _NULL _nvd3dum! freenvd3dum! _aligned _free nvd3dum! cresource ::destroy n.」 - Oculus VR製ヘッドマウントディスプレイ「Rift」の設定を「TV Levels」にすると,黒が明るい灰色として表示される問題
- ShadowPlayを有効化していると,「Second Life Viewer」が起動時にクラッシュする問題
- 「GeForce 362.00 Driver」からGeForce 364.72 Driverもしくは(公式には未公開の)「GeForce 364.76 Diver」へアップデートすると,NVIDIA製のDirect3Dデモ「Glacier」で「Rthdribl.exe」の性能が著しく低下する問題
- Vulkan RTのインストーラがアンチウイルスソフトに誤検出される問題
- GeForce GT 720搭載環境を「マザーボード側のアナログビデオ出力+グラフィックスカード側のアナログビデオもしくはHDMI出力」という形のマルチディスプレイ接続していると,NVIDIAコントロールパネルからリフレッシュレートを変更できない問題
- Apollo LakeおよびKaby Lake CPUを搭載する環境における“Microsoft Hybrid”サポート関連の問題(※Intelの次世代CPU「Apollo Lake」および「Kaby Lake」搭載環境から,MicrosoftのHybrid Cloud上にあるNVIDIA製GPUを利用できるようにした,ということのような気もするが,それであれば新要素の欄にあるべきであり,正直,よく分からない。原文は「Support Microsft Hybrid with Apollo Lake and Kaby Lake CPUs.」)
●GeForce 365.19 Driverで解決した問題(Windows 8.x・7)
- 「Talos Principle」のVulkanモードで性能が上がらない問題
- 多数のレンダリングスレッドを使うと,Vulkanモードの「Unreal Engine 4」がクラッシュする問題
- Vulkan RTのインストーラがアンチウイルスソフトに誤検出される問題
- 64bit版Windows 7搭載環境で3DMark 11が文字化けする問題(※原文は「[Windows 7 x64] 3DMark 11 Displays garbage.」。手元の64bit版Windows 7搭載環境では問題を確認できないため,garbageの和訳が本当に「文字化け」でいいのかどうかは確信が持てない)
- 関連タイトル:
GeForce Driver
- この記事のURL:
Copyright(C)2011 NVIDIA Corporation