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「GeForce 461.40 Driver」がリリース。ノート版RTX 30シリーズや「The Medium」に対応
Release 460世代のWHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)通過版となるGeForce
また,GeForce 461.40 Driverでは,新作ホラーADV「The Medium」に対応している。NVIDIAによると,The Mediumは,GeForce RTX 20/30シリーズが対応するリアルタイムレイトレーシングに加え,AIを用いたアンチエイリアシング&超解像技術「DLSS」に対応しており,これらを有効化することで美しいグラフィックスによる快適なゲーム体験ができるそうだ。ただ,描画の高速化などは謳われていないので,The Mediumに対しては対応と考えておけばよさそうだ。
そのほかには,G-SYNC Compatible Displaysに新たな製品が追加されたほか,多数の不具合が修正されている。
これまでのバージョンと同様に,GeForce 461.40 DriverのStandard版は,NVIDIA公式ダウンロードページの「ベータドライバ&過去のドライバ」から検索する必要がある。ドライバのアップデートが自己責任となる点は理解してもらったうえで,すぐにでも入手したい人は,以下に示したリンクかGeForce Experienceを利用してみよう。
→64bit版Windows 10用GeForce 461.40 Driver(633.03MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/170455/jp
→64bit版Windows 10用GeForce 461.40 Driver(606.42MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/170419/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 461.40 Driver(633.03MB,DCH)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/170473/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 10用GeForce 461.40 Driver(606.42MB,Standard)
https://www.nvidia.co.jp/download/driverResults.aspx/170437/jp
→GeForce RTX 30/20シリーズ,およびGTX 16シリーズ向け64bit版Windows 7用GeForce 461.40 Driver(530.34MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/170365/jp
→GeForce GTXシリーズ向け64bit版Windows 8.x・7用GeForce 461.40 Driver(530.34MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/170347/jp
→ノートPC向けの64bit版Windows 8.x・7用GeForce 461.40 Driver(530.34MB)
https://www.nvidia.co.jp/Download/driverResults.aspx/170383/jp
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
●GeForce 461.40 Driverの対応製品
- デスクトップPC向けGeForce RTX 30シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce RTX 20シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- NVIDIA TITAN RTX
- NVIDIA TITAN V
- NVIDIA TITAN X,Zシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX TITANシリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GTX 900〜600シリーズ
- デスクトップPC向けGeForce GT 600シリーズ
- ノートPC向けGeForce RTX 30シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce RTX 20シリーズ(※Windows 10のみ)
- ノートPC向けGeForce GTX 16シリーズ
- ノートPC向けGeForce GTX 10シリーズ
- ノートPC向けGeForce 900M〜800Mシリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 400シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 300シリーズ
- ノートPC向けGeForce MX 200〜110シリーズ
●GeForce 461.40 Driverが統合するソフトウェアモジュール(※比較対象はGeForce 461.09 Driver)
- GeForce Experience:3.20.5.70
- HD Audio Driver: 1.3.38.40
- PhysX System Software:9.19.0218
- Vulkan RT:記載なし
- nView:201.18
- CUDA:11.2
- NVIDIA Control Panel(DCH):8.1.960.0(←8.1.959.0)
- NVIDIA Control Panel(Standard):記載なし
●GeForce 461.40 Driverにおけるゲームへの最適化
- 記載なし
●GeForce 461.40 Driverの新要素
- ノート向けGeForce RTX 30シリーズに対応
- The Mediumに対応
- G-SYNC Compatible Displaysに8機種を追加(詳細は公式サイトを参照のこと)
●GeForce 461.40 Driverで解決した問題
- GeForce RTX 30シリーズで,「X4: Foundations」のVulkanモードがクラッシュすることのあった問題
- X4: Foundationsでゲーム中のHUDの表示が壊れることのあった問題
- 「バイオハザード RE:2」や「デビルメイクライ 5」で使用されているRE2 EngineのDirectX 11モードがクラッシュすることのあった問題
- 「DaVinci Resolve」がError 707でクラッシュしたり,不安定になったりすることのあった問題
- 「Adobe Premiere Pro」で「Mercury Playback Engine」のGPUアクセラレーションを用いると,アプリがフリーズすることのあった問題
- 「Zoom」の受信側でWebカメラの色が正常に表示されないことのあった問題
- 「Detroit: Become Human」がランダムにクラッシュすることのあった問題
- GPUモニタリングツールをバックグラウンド実行していない状態でSteam VRタイトルを起動すると,画面のカクつきが生じることのあった問題
- 「Assassin's Creed Valhalla」を長時間プレイすると,クラッシュすることのあった問題
- 「NVIDIA Broadcast」のカメラフィルタがハングアップすることのあった問題
- 「Chrome」Webブラウザ上の「Zoom」アプリが点滅することのあった問題
- GeForce RTX 30シリーズでG-SYNCを有効化してNVIDIA Surroundを利用すると,PCが再起動することのあった問題
●GeForce 461.40 Driverにおける既知の不具合
- 「World of Warcraft: Shadowlands」における特定の場所で,画面のランダムなチラツキが生じることがある
- 「Supreme Commander」「Supreme Commander 2」でフレームレートが低いことがある
- Windows起動時やスリープ,休止状態からの復帰時に,「Wallpaper Engine」アプリがクラッシュすることがある
- 「Batman Arkham Knight」で「turbulence smoke」を有効化すると,ゲームがクラッシュすることがある
- GPUモニタリングツールをバックグラウンドで実行した状態でSteam VRタイトルを起動すると,カクつきや遅延が生じることがある
- AmpereおよびTuring世代のGPUを搭載するシステムで,高リフレッシュレートのG-SYNC対応ディスプレイを使用すると,アイドル時にGPUの消費電力が増加することがある
- YouTubeで動画再生中に下方向へスクロールすると,再生がカクつくことがある
- Pascal世代のGPUを搭載したノートPCに高リフレッシュレートのディスプレイを接続すると,ゲームのリフレッシュレートがランダムに60Hzまで低下することがある
- Vulkan API対応タイトルでG-SYNCを有効化しているとき,ゲーム中の設定でフルスクリーンモードからウインドウモードに切り替えると,描画性能が低下することがある。G-SYNCを無効にすればこの問題は回避できる
- 関連タイトル:
GeForce Driver
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