ニュース
AMD,「Catalyst 12.11 Beta7」を公開。CrossFireX環境に向けた「Black Ops 2」用最適化が入る
「Display Driver」のバージョンは9.01.8(1211121815-9.01.8-121112a-149575E-ATI)。対応OSは32/64bit版Windows 8・7・Vistaとなっている。すぐに入手したい人は下に示したリンクを利用してほしい。
→Catalyst 12.11 Beta7
今回のBeta7は,Beta6における「一部環境でアイドル時に動作クロックが下がらない問題」への対応など,ここまでに登場したCatalyst 12.11 Betaの内容をすべて含みつつ,新規でCrossFireX環境に向けた「Call of Duty: Black Ops 2」用の性能最適化を図ってきたものになる。
どの程度の最適化がなされたのか,何%といった数字は示されていないため,お勧めできるものかどうかは何とも言えないものの,国内でも来週発売予定となっているCall of Duty: Black Ops 2をCrossFireX構成でプレイしたいならば,自己責任で導入しておいても損しないのではなかろうか。
一方,今回の対象に当てはまらない人で,アイドル時にも動作クロック関連の問題が出ていないというのであれば,見送ってしまっても構わないと思われる。
●Catalyst 12.11 Beta7における性能向上
- CrossFireX構成時に,「Call of Duty: Black Ops 2」の性能向上。とくに2560×1600ドットなどの高解像度で性能向上率は大きくなる(※ただしどの程度上がるのかは明らかになっていない。原文は「Call of Duty Black Ops 2: AMD CrossFire performance has been improved in the AMD Catalyst 12.11 Beta7 release (especially at higher resolutions - such as 2560x1600)」)
●Catalyst 12.11 Beta6で解決した問題
- Catalyst 12.11 Beta4かCatalyst 12.10を導入したシステムで,一部のディスプレイと接続したとき,アイドル時のGPUコアクロックやメモリクロックが非常に高くなり,適切なクロックに下がらない問題
- 関連タイトル:
AMD Software
- この記事のURL:
(C)2019 Advanced Micro Devices Inc.