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「Radeon Software Adrenalin 2019 Edition 19.11.2」が登場。「ジェダイ:フォールン・オーダー」対応とPUBGの不具合を修正
WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版となる本バージョンは,11月15日にElectronic Artsから発売となった「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」に対応したものだ。ただ,AMDのリリースノートには「最適化した」との文言はなく,ゲームの動作に問題がないかを確認したドライバと考えていいだろう。
そのほかには,「PLAYER UNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」(以下,PUBG)で生じていた不具合の修正を行ったとのこと。RadeonシリーズでPUBGをプレイしていたゲーマーなら,この不具合に悩まされていた可能性が高いのでアップデートすることをお勧めする。
毎度のことであるが,AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているため,対象のGPUやAPUを使っているのであれば導入してみるのもいいだろう。とはいえ,ドライバソフトの導入は自己責任となることは注意してほしい。
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
いつもどおり,英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
#### 以下,英文リリースノートまとめ ###
●Adrenalin 2019 19.11.2の対応GPU
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon RX 5500Mシリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2019 19.11.2の対応APU
- Ryzen 3000Gシリーズ
- Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
- Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
- A-Series APUs with Radeon Graphics
- Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon Mobile Pro ces sors with Radeon Vega Graphics - Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon PRO Mobile Proces sors with Radeon Vega Graphics - ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,
A-Series APUs with Radeon Graphics - ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
●Adrenalin 2019 19.11.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 2019 19.11.1)
- Display Driver Package:19.30.31.15-191112a-348545E-Rad
eon Soft ware Adre nalin 2019 (←19. 30. 31. 10- 191 101a- 348 309E- Rad eon Soft ware Adre nalin 2019 ) - Radeon Settings:2019.1112.1905.34363(←2019.1101.1619.29385)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01410
- OpenGL:26.20.11000.13572
- OpenCL:記載なし
- Mantle:記載なし
- Mantle API:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.12
- Vulkan Driver:2.0.116
- Vulkan API:1.1.125
●Adrenalin 2019 19.11.2における最適化
- 記載なし
●Adrenalin 2019 19.11.2における新要素
- 「Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー」に対応
●Adrenalin 2019 19.11.2で解決した問題
- PUBGの一部のマップのエリアや都市で,断続的にスタッター(画面のカクつき)やパフォーマンスの低下が生じていた問題
●Adrenalin 2019 19.11.2における既知の問題(※抜粋)
- Radeon RX 5700シリーズで,ゲームプレイ中,断続的にディスプレイの表示が消えることがある
- Radeon RX 5700シリーズで,低いグラフィックス設定や解像度1920
× 1080ドットに設定すると,一部のゲームで画面のカクつきが生じることがある - 「Radeon Overlay」のPerformance Metrics Overlayが,一部のアプリケーションで画面のチラつきやカクつきを生じさせることがある
- 「Radeon ReLive」が有効になっている状態でHDRを有効に切り替えると,ゲーム中にシステムが不安定になることがある
- Radeon VIIでアイドル時やWindowsデスクトップ使用時にメモリクロックが意図せず上昇することがある
- Performance Metricsのオーバーレイ表示に誤ったVRAM使用率が表示されることがある
- HDR有効時にRadeon Overlayを表示させるとゲームがフォーカスを失ったり最小化されることがある(つまりオーバーレイ表示にならないことがある)
- 関連タイトル:
AMD Software
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