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複数の不具合修正を行った「Radeon Software 21.2.2」がリリース
2021年2月2回目のリリースとなった本バージョンは,WHQL(Win
前バージョンとの違いは大きくはないものの,AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,
→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/
いつもどおり,英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。
### 以下,英文リリースノートまとめ ###
●Adrenalin 2020 21.2.2の対応GPU
- Radeon RX 6000シリーズ
- Radeon RX 5000シリーズ
- Radeon VII
- Radeon RX Vegaシリーズ
- Radeon RX 600・500・400シリーズ
- Radeon Pro Duo
- Radeon R9 Furyシリーズ
- Radeon R9 300・200シリーズ
- Radeon R7 300・200シリーズ
- Radeon R5 300・200シリーズ
- Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
- Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
- Radeon RX 5000Mシリーズ
- Radeon R9 M300・M200シリーズ
- Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
- Radeon R5 M300・M200シリーズ
- Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
- Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ
●Adrenalin 2020 21.2.2の対応APU
- Ryzen 4000Gシリーズ
- Ryzen 3000Gシリーズ
- Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
- Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
- A-Series APUs with Radeon Graphics
- Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
- Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon Mobile Pro ces sors with Radeon Vega Graphics - Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,
Athlon PRO Mobile Proces sors with Radeon Vega Graphics - ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,
A-Series APUs with Radeon Graphics - ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
- Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
- A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
- E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
●Adrenalin 2020 21.2.2が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 2020 21.2.1)
- Display Driver Package:20.45.35.01-210204a-364033E
-Rad eon Soft ware Adre nalin 2020 (← 20 .45 .33 .01 -210 127a -363 700E -Rad eon Soft ware Adre nalin 2020) - Radeon Settings:2021.0205.0017.514(←2021.0127.0043.1311)
- 2D Driver:8.1.1.1634
- Direct3D:9.14.10.01471
- OpenGL:26.20.11000.14758
- OpenCL:記載なし
- Mantle:記載なし
- Mantle API:記載なし
- Audio Driver:10.0.1.16
- Vulkan Driver:2.0.168
- Vulkan API:1.2.162
●Adrenalin 2020 21.2.2おける最適化
- 記載なし
●Adrenalin 2020 21.2.2における新要素
- 記載なし
●Adrenalin 2020 21.2.2で解決した問題
- Radeon RX 400およびRadeon RX 500シリーズを搭載したPCで,3D CG統合ソフトウェアBlenderの「EEVEE」レンダリングエンジンを使用すると,オブジェクトのレンダリングに失敗することのあった問題
- 「Quake III Arena」のプレイ中やロード中に(表示が?)破綻することのあった問題
- 「AMD Smart Access Memory」を有効化すると「Wolfenstein: Youngblood」の描画能力が低下することのあった問題
●Adrenalin 2020 21.2.2における既知の問題
- Radeon GCN世代のグラフィックスカードを搭載するPCで,Oculus(Facebook)のVR HMDを接続した状態でRadeon Softwareをアップグレードすると,システムがハングアップしたりクラッシュすることがある。あらかじめVR HMDを取り外してからアップグレードを実行すれば,この問題を一時的に回避できる
- アスペクト比4:3の表示を使用している場合,「Counter Strike: Global Offensive」で一部の解像度が利用できなかったり,解像度設定のドロップダウンメニューを利用できなかったりすることがある。
- 「Forza Horizon 4」でFreeSyncが有効にできないことがある
- AMDは,アイドル時にRadeon SoftwareのCPU使用率が想定より高いことがあるというエンドユーザーからの報告を調査している。この問題が発生しているユーザーは,Radeon Softwareのバグレポート機能を使って報告してほしいとのこと
- FreeSyncを有効化して,ゲームをボーダーレスフルスクリーンで実行すると,一部のゲームタイトルやアプリケーションでチラツキが発生することがある
- 一部のゲームやシステム構成で「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる
- 関連タイトル:
AMD Software
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