「デイ オブ ディフィート：ソース【日本語版】」の発売日が決定

　サイバーフロントは本日，「デイ オブ ディフィート: ソース【日本語版】」（原題 Day of Defeat: Source）を3月17日に発売すると発表した。価格は4200円（税込）。

　第2次世界大戦を舞台にしたチームベースのオンラインマルチプレイFPSとして有名なこの「Day of Defeat」。もともと，初代「Half-Life」のMODとして非営利的に開発されて大人気になったため，Valve Softwareがその開発スタッフを吸収して製品化した，という経緯を持つ。昨年，本家がソースエンジンを使った「Half-Life2」に進歩したため，こちらも「Day of Defeat: Source」にパワーアップされたのだ。

　似たような歴史を持つ「Counter-Strike: Source」同様，世界的でヒットしたゲームであり，アクティブプレイヤーの数も膨大なのだが，残念ながら日本での知名度はいまいち。個人的に，今回の日本語版の発売によって，ぜひわが国でのプレイヤー層が広がってほしいと願っている。ソースエンジンで描かれたグラフィックスはあくまでリッチで美しく，物理エンジンの搭載によってオブジェクトの挙動もリアル。そして，シンプルだが，遊べば遊ぶほど奥の深さが感じられるゲームシステムなど，せっかくの日本語版でぜひ体験してほしい。ほんと，面白いっスよ。（松本隆一）