お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2015/02/23 00:00

テストレポート

HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)

総試用時間:170分
短評(3)短評(1)

Razer Leviathan
メーカー:Razer
問い合わせ先:MSY(販売代理店)
予想実売価格:2万9200円前後(※2015年2月27日発売予定)
画像集 No.002のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)
 前回,Razer初のサウンドバーである「Razer Leviathan」(以下,Leviathan)のざっとした試聴印象をお伝えしたが,実機が筆者のホームスタジオ,つまりいつもの環境へやってきたので,念入りにチェックした結果をお届けしたい。
 テスト用のPCはのとおり。「Sound Blaster ZxR」の光角形デジタル出力とLeviathanを接続したうえで,音楽の試聴と,「Call of Duty 4: Modern Warfare」(以下,CoD4)および「Battlefield 3」(以下,BF4)を用いた試聴を行う(※音楽再生時はiPhoneを用いたBluetooth接続も試す)。
 音楽コンテンツの再生時には音楽プリセット,ゲームサウンドの試聴時はゲームプリセットを選択した。なお,断りがない限り,テストにあたってサブウーファはサウンドバーのほぼ真下に設置している。

画像集 No.003のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)

本体天板部,左から3つめのボタンがDolby Laboratoriesの機能を有効化/無効化するためのスイッチとなる。有効にすると,光デジタル入力時はマルチチャネル信号をデコードのうえ,2chダウンミックスしたうえでバーチャライゼーションを行い,ステレオスピーカーで仮想的にマルチチャネル再生を再現するようになる
画像集 No.004のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)
 前回のアナログ接続時とは部屋の環境が異なるため一概には言えないものの,今回,光デジタル出力した音は,一聴してクリアな印象がある。ただ,音楽再生時はやはりサブウーファが強すぎだ。

 ゲームにおいてはゲームプリセットのデフォルトで有効化されている「Dolby Virtual Speaker」をそのまま使ったが,効果はまずまず,CoD4だと正面から最大120度,ざっくり耳の後ろくらいまで回り込むのを確認できたが,確実なのは90度,プレイヤーの真横くらいまでである。BF3だと跳弾などは120度よりもう少し後ろまで回り込む。
 ただ,ここでも「サブウーファ強すぎ問題」がある。しかも,カットオフ周波数が180Hzと高いので,本来サウンドバーから聞こえるべき足音などがサブウーファの設置場所から聞こえてしまう印象もある。爆発音が鳴ると,高めの周波数がボンボン唸る感じだ。とくにBF3の戦車走行音は大きすぎて無線ボイスをマスクしてしまい,何を言っているのか聞き取りにくいくらいだった。

短評第1回でもお伝えしているとおり,Leviathanには,ゴム製の脚と,プラスチック筐体と金属製カバーおよびゴムシートが組み合わされた脚が付属しており,マニュアルによれば,3パターンで角度を変えられる。今回は写真右下,デスクトップPCにおけるベターな接続法を使っている
画像集 No.005のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2) 画像集 No.006のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)

 面白いのはBluetooth接続時で,光デジタル接続時と比べて低域と高域がロールオフ(roll off,緩やかに低周波または高周波を弱めること)される感じで,少しなまって聞こえるものの,実のところ接続バランスは一番いいのではないかという気がした。「ゲーマー向けサウンドバー」としては本末転倒ながら,筆者は,この感じは嫌いではない。
 また,謳い文句どおり,Leviathanの電源をオンにすると,ただちにペアリングされていたiPhoneが自動接続され,再生できるようになった。これはストレスを感じず,大変素晴らしい。

画像集 No.007のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)
本体上面のボタン群中,左から2番めがBluetoothのペアリングボタンで,ボタンを押すとBluetoothマークの点滅が始まり,ネゴシエーションが可能になる。点滅している間に,接続したいデバイスからBluetooth機器検索を行って,Leviathanを選択すれば接続完了だ
画像集 No.008のサムネイル画像 / HW短評:Razer「Razer Leviathan」(2)
LeviathanはNFC接続にも対応。手持ちのAndroid端末では,Bluetooth設定から「NFC R/W P2P」を有効化したうえで,Leviathan側のBluetoothペアリングボタンを押し,点滅したところで本体天面向かって右側のNFCマーク部に端末をかざす。その後,「ピポッ」と鳴って,端末側に接続完了と表示されるまで待とう

関連記事:Razer初のサウンドバー「Razer Leviathan」が2月27日に国内発売。PCとマッチする小型サイズがウリ

RazerのLeviathan製品情報ページ(英語)


※HW短評に関する注意
  • HW短評は,各執筆者が,テスト経過時点でのインプレッションをまとめたものです。最終的な評価の掲載を目的とするわけではないため,次回以降のHW短評,もしくは別途掲載されるレビュー記事などとは異なる評価が掲載されることもあります
  • HW短評について,お気づきの点や,「こんな追加テストをしてほしい」という要望があれば,問い合わせフォームの「記事について(掲載情報の間違いや修正依頼など)」からお伝えいただければ幸いです。ただし,ご要望にお応えできない場合もありますので,この点はご容赦ください
  • 関連タイトル:

    Razer

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:12月25日〜12月26日