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Razer,ゲーマー向けノートPC「Blade 14/15/17」の2022年モデルを発表。最新のRTX 3080 Ti/3070 Ti搭載で性能を強化
14インチ級で重量約1.78kgの「Razer Blade 14」(以下,Blade 14)2022年モデルは,GPUとCPUを最新製品に変更したのが特徴だ。価格は1999.99ドル(税別)から。
まずGPUには,NVIDIAが発表したばかりのノートPC向けGeForce RTX 3080 Ti/3070 Tiなどを,CPUには,こちらもAMDが発表したばかりのRyzen 6000シリーズCPUから,8コア16スレッド仕様の「Ryzen 9 6900HX」を採用している。重量2kg未満のノートPCとしては,かなり高いスペックを有すると言えそうだ。
また,Microsoftの生体認証技術「Windows Hello」に対応する1080p Webカメラを採用するのも,ポイントである。
15.6インチディスプレイを採用する「Razer Blade 15」(以下,Blade 15)の2022年モデルは,IntelのノートPC向け第12世代Coreプロセッサから,14コア20スレッド対応の「Core i9-12900H」または「Core i7-12800H」を採用するのが見どころだ。搭載GPUは,Blade 14と同じくGeForce RTX 3080 Ti/3070 Ti/3060となっている。価格は2499.99ドル(税別)から。
Blade 15におけるもう1つの特徴は,ディスプレイにある。解像度1920×1080ドット(以下,フルHD)の場合は最大リフレッシュレート360Hz,解像度2560×1440ドット(以下,1440p)の場合は同240Hz,解像度3840×2160ドット(以下,4K)の場合は144Hzと,3種類のバリエーションを用意しているのだ。高リフレッシュレートが望ましいeスポーツ用途にはフルHDの360Hzパネルを,高精細な映像表現を重視するなら4Kパネルといった具合に,用途に適した製品を選べる。
17インチ級の「Razer Blade 17」(以下,Blade 17)は,ゲーマーだけでなく,クリエイター用途にも向けたPCという製品になった。NVIDIAのクリエイター向けPC認定プログラム「NVIDIA Studioプラットフォーム」の認定を受けており,クリエイター向けアプリケーションのほか,コンテンツ制作者向けプラットフォーム「Omniverse」や「NVIDIA Canvas」といったNVIDIA製アプリケーションの動作保証がされているのがポイントだ。
価格は2699.99ドル(税別)から。
GPUにはGeForce RTX 3080 Ti/3070 Ti/3060を,CPUには14コア20スレッド対応でコアクロック倍率アンロック版の「Core i9-12900HK」,または「Core i7-12800H」を採用するなど,充実したスペックを誇るのも特徴と言えよう。
液晶ディスプレイはBlade 15と似ていて,フルHD/360Hz,1440p/240Hz,4K/165Hzのいずれかを採用している。
Razerのゲーマー向けノートPC製品情報ページ(英語)
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