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Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに
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印刷2010/08/05 22:10

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Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに

 北米時間2010年8月5日,スイスの周辺機器メーカーであるLogitechは,ゲーマー向け製品ブランド「G-Series」の新モデルとして,ワイヤレス/ワイヤード両対応マウス「Wireless Gaming Mouse G700」(以下,G700)を発表した。直販価格は99.99ドル。現在のところ,日本法人であるロジクールからのアナウンスはとくにないが,北米市場だとプリオーダー受付中だ。
 また同社は,同じくG-Seriesに属するワイヤードキーボード「Gaming Keyboard G510」(以下,G510),ワイヤレスヘッドセット「Wireless Gaming Headset G930」(以下,G930)の存在も,順に予価119.99ドル,159.99ドルとして公表している。

G700(→製品情報ページ
画像集#002のサムネイル/Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに

画像集#004のサムネイル/Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに 画像集#003のサムネイル/Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに


「G7」後継のワイヤレスモデル第2弾は

怒濤の13プログラマブルボタン搭載


画像集#005のサムネイル/Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに
 G700は,レーザーセンサー搭載の右手用モデル。ワイヤレス/ワイヤード両対応で,基本的には内蔵する単三形充電池をバッテリーとして利用するワイヤレスモードを想定しつつ,充電用の専用ケーブルを利用するときには,ワイヤードマウスとしても利用できる仕様になっている。
 G-Seriesのワイヤレス対応マウスといえば,2個の専用充電池を入れ替えながら使うという斬新な仕様が話題を集めた「G7 Laser Cordless Mouse」があるが,第2弾製品は,ワイヤードマウスとしても利用できる柔軟性を獲得してきたというわけだ。

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真上から見たシルエット
画像集#007のサムネイル/Logitech,ワイヤレス&ワイヤード両対応のゲーマー向けマウス「G700」発表。キーボードとヘッドセット新製品の存在も明らかに
左サイドには田の字型で4ボタンを配置。トラッキング解像度などのインジケータとして機能すると思われるLEDも見える
 そのシルエットは,「Gaming Mouse G500」(以下,G500)と比較的よく似た印象だが,特徴的なのはそのボタン構成。左右メイン,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイールのほか,左メインボタン脇×3,左サイド×4,ホイールの手前×2という,怒濤の14ボタン仕様になっている。Logitechは「13個のプログラマブルボタンを搭載する」としているので,14個中1個がスクロールホイールの回転動作を,ノッチのある「click-to-click」(クリック・トゥ・クリック)モードと,指で弾くように回すと惰性で回り続ける「Hyper-fast scrolling」(ハイパーファーストスクローリング)モードとの間で切り替えるボタンとして機能するものと思われる。

 発表に合わせてLogitechから入手した製品資料によると,本体サイズは80(W)×126(D)×46(H)mm,重量はバッテリー込みで約153g。センサーの基本スペックは,トラッキング速度165IPS,最大加速度30G,トラッキング解像度200〜5700DPI,レポートレート最大1000Hzなので,基本的にはG500が搭載するのと同じもの,という理解が正しそうだ。
 ワイヤレス&ワイヤード両対応というと,Razer USAのフラグシップモデル「Razer Mamba」を思い浮かべる人も多いだろうが,あちらの実勢価格は1万3500〜1万5000円程度(※2010年8月5日現在)。それと比べれば値頃感のある価格になりそうで,「ゲーム用でワイヤレスマウスが使えるか試してみたいが,ダメだったときの“保険”もほしい」という人にとって,国内発表が待ち遠しいマウスが登場してきたといえそうである。

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本体底面。センサーユニットはやや前寄りの配置か?
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専用のUSBケーブルを接続したイメージ

●Wireless Gaming Mouse G700の主なスペック
  • 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤレス&ワイヤード両対応タイプ
  • 接続インタフェース:USB
  • ボタン:左右メイン,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイールのほか,左メインボタン脇×3,左サイド×4,ホイールの手前×2
  • イメージ処理能力:12MPixels/s
  • トラッキング速度:165IPS
  • フレームレート:未公開(※イメージセンサーの解像度が30×30Pixelだとすると,13333fps)
  • 最大加速度:30G
  • トラッキング解像度:200〜5700DPI
  • USBデータバス:16bit
  • USBレポートレート(ポーリングレート):最大1000Hz
  • スリープモード:可変
  • リフトオフディスタンス:未公開
  • オンボードフラッシュメモリ:あり
  • ファームウェアアップデート:未公開
  • マクロ登録機能:対応
  • 本体サイズ:80(W)×126(D)×46(H)mm
  • 重量:約153g(※バッテリー含む)
  • マウスソール:PTFE(Polytetrafluoroethylene,ポリテトラフルオロエチレン)
  • ケーブル長:未公開
  • 対応OS:Windows 7/Vista/XP


多機能に振ったキーボードの新型と

「G35」ベースのワイヤレスモデルが登場


正面から。GamePanel LCD,バックライトLEDのカラーは変更可能だ
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 G510は,G-Seriesのキーボード製品でお馴染みの液晶パネル「GamePanel LCD」を搭載したワイヤードモデルだ。
 モデルナンバーが3桁に刷新されたため,少々分かりづらいが,159.99ドルという予価は,国内未発表の最上位モデル「G19 Keyboard for Gaming」(直販価格199.99ドル)と,国内でも販売されている「G15 Gaming Keyboard」(同99.99ドル)の間なので,“上から2番目”に追加された製品と見るべきだろう。

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 本体中央奥側にGamePanel LCDを戴き,シリーズ伝統のプログラマブルキー「G-key」をメインキーボード左側に置くデザインは,従来製品を踏襲。1キーあたり3つのマクロなどを登録できるG-Keyは18個用意されるため,合計最大54種類の機能を登録できるのが,最大のウリとなっている。
 なお,同時押しキー対応は最大5。従来,G-Seriesのキーボードはマクロ機能最優先で,アクションゲームに向けた配慮はほとんどなかったので,その意味では大きな進歩といえそうだ。なお,5キーの組み合わせに制限があるのかないのかは,今のところ明らかになっていない。

 なお,多機能に振ったG-Seriesのキーボード製品として,ゲームプレイ時には[Windows]キーを無効化できるシリーズ伝統の機能は健在。G510ならではのポイントとしては,ミュート機能付きのUSBサウンドデバイスを統合しており,ミニピン接続のアナログヘッドセットを差して利用できる点が挙げられる。


 最後のG930は,端的に述べると,G-Seriesのフラグシップヘッドセット製品となるワイヤードモデル「G35 Surround Sound Headset」(以下,G35)のワイヤレス版である。
 そのシルエットはもちろんのこと,左エンクロージャ部に,ボリュームコントローラやミュートスイッチ,3個のG-keyを搭載するギミック部分も,基本的にG35と同じ。Dolby Laboratoriesのライセンスを受けており,バーチャル7.1chサラウンドサウンド機能「Dolby Headphone」を利用可能な点や,いわゆるボイスチェンジャーにより,自分の声色を6種類に変化させられる点もそのままだ。

シルエットはG35とほどんと同じ。ブームマイクを跳ね上げると自動的にミュートスイッチがオンになる仕様も変わらずだ
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付属のワイヤレスレシーバ
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 利用する周波数帯は2.4GHzで,利用可能距離は最大12m。バッテリー駆動時間は10時間となっている。USB接続のワイヤレスレシーバには,充電用のケーブルも用意されており,万が一ゲーム中にバッテリーが切れた場合にも,充電しながら使い続けられるという。

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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