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[G★2006#15]「SDガンダム カプセルファイター オンライン」の日本国内サービスは実現する?
SDガンダム CFOは,G★2005開催直後の2005年11月15日に発表されたため,今回のプレイアブルデモは,韓国ではクローズドβテスト1を除けば,初お披露目となる。来場した韓国のゲーマー達にとっては,待望のプレイアブル展示ということもあってか,デモ機周辺は常に人だかりができていた。
本作は,SDキャラにデフォルメされたモビルスーツ達が戦う,三人称視点のアクションシューティングだ。ゲームの詳細については,東京ゲームショウ2006でのレポート記事を参照してほしい。
G★でのプレイアブルデモのバージョンは,韓国で行われたクローズドβテスト1のときのもの。ただし,クローズドβテスト1ではモビルスーツが10体だったが,それに4体プラスし,合計14体のモビルスーツを使用できるところまでは確認できた。また,新規マップも追加されているという。
現在の開発状況は,プレイヤーの目に触れる部分でいうと約50%,ゲームシステムは約80%とのこと。モビルスーツ数/ゲームモード/マップなどは,正式サービスまでにもっと追加していきたいと語ってくれた。
せっかくなので(?),10月19日から10月22日までの4日間行われたクローズドβテスト1についても聞いてみた。4Gamerで以前お伝えしたが,SDガンダム CFOのクローズドβテスター1000名の募集に対し,応募者数は約16万5000人。韓国でサービスを提供する予定のCJ Internetによれば,最近のオンラインゲームの中ではアクセス数が非常に多く,BANDAI Koreaとしては,かなりの手応えが得られたようだ。
なお余談だが,機動戦士ガンダムシリーズは,韓国では「機動武闘伝Gガンダム」「機動戦士ガンダムW」「機動戦士ガンダムSEED」の3作品がケーブルテレビで放映されたのみという。いわゆるファーストガンダムや以降の“UNIVERSAL CENTURY”シリーズの作品が放映されていないなか,これだけの注目を集めるというのは興味深い。
SDガンダム CFOの今後については,12月にクローズドβテスト2が実施され,モビルスーツが20体に増える予定という。その後は,オープンβテストに移るか,クローズドβテスト3を行うか,開発元のSOFTMAXや運営を行うCJ Internetと検討したうえで決めたいとのこと。佐藤剛司氏は,あくまでも個人的な希望と前置きしたうえでだが,最速で2007年春頃には正式サービスを展開したいと語ってくれた。
日本でのサービスについては,「まずは韓国でのサービスを成功させることが大前提ですし,やるならやるで,バンダイナムコゲームスさんと相談しなければならない。そのため明言はできませんが,BANDAI Koreaとしては,積極的に取り組んでいきたいです」(佐藤氏)とのことだった。
世のガンダムファンの心をわしづかみにするかもしれないSDガンダム CFO。日本でのサービス実現を心待ちにしているファンのためにも,まずは韓国でのサービスが成功することに期待したい。(oNo)
- 関連タイトル:
SDガンダム カプセルファイター オンライン
- この記事のURL:
(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・MBS
Produced by BANDAI KOREA
Developed by SOFTMAX / Published by CJ Internet Japan.
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