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[E3 2006#163]レゴの人気シリーズをゲーム化した「Bionicle Heroes」
「BIONICLE」(バイオニクル)とは,レゴテクニック商品の一つで,2001年に誕生した,比較的新しいシリーズ。機械生命体の戦士達の闘いを描いたもので,膨大なキャラクター数を誇り,物語化なども行われている。日本ではまだあまり知られていないが,実は国内でも発売されているシリーズだ。レゴ製品はもちろん,キャラクター達が主人公の小説の翻訳なども行われている。
バイオニクルは,トーアと呼ばれる6人のヒーロー達が,マタ・ヌイ島の平和のために邪悪な支配者マクータと戦うという物語。レゴブロックという特性を生かし,パーツの組み替えによるカスタマイズ,さまざまなマスクやパーツのコレクションといった楽しみが用意されている。
本作は,そんなバイオニクルの世界をゲーム化した作品。ゲーム自体は低年齢向けの内容ではあるが,レゴ製品のほうは大人のコレクターも多く,本作に注目している人も結構いるのではなかろうか。
ゲームは三人称視点アクションで,シンプルな操作で楽しめるシューティングゲーム。バイオニクルの2006年モデル「Toa Inika」と「Piraka」が登場する。舞台には六つの世界,25のレベルが用意されており,いずれもレゴならではの色彩豊かなステージ構成となっている。
あまりにも独自の世界すぎて,素人には何が何やらよく分からないバイオニクルだが,一度ハマるとどっぷり漬かってしまう世界のようだ。毎年新たなストーリーが用意され,それに合わせて新たなモデルパーツもリリースされている。今,バイオニクルファンの間ではPirakaとToa Inikaの話題で持ちきりのようだ。海外でのゲームの発売は2006年8月。バイオニクルファンは,ぜひゲームにも挑戦しよう。(Kawamura)
- 関連タイトル:
Bionicle Heroes
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