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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第402回「VR男色ディーノ」
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印刷2016/10/20 11:00

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第402回「VR男色ディーノ」

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著者近影
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 さて,発売されたわね。PlayStation VR(以下,PS VR)が。
 私は残念ながら買っていないんだけども。なぜ買っていないのかというと,一番大きな理由は……ズバリ,様子見! 恐らくだけど,いずれは買うと思うの。ただ,今すぐヤりたいソフトがあるわけではないのよね。あとは,自分を客観視するのが怖いって理由もあるわ。想像してちょうだい。39歳ゲイのぽっちゃりしたおっさんが,自室でVRヘッドセットを装着して何者かにひと夏の教育を施してる姿を。ね? 私が言いたいこと,分かるでしょう?
 ただ,そうは言っても,そもそもVR(仮想現実)がそういうものだってことは理解しているのよ。結局,ゲイムがより現実に近付いたってことなのよね。平坦なディスプレイに描かれた仮想現実を眺めながら遊ぶのではなく,自分自身が仮想空間の中に飛び込んだかのような感覚で遊べる時代になったのね。
 これって,言い換えるとゲイムと人間の距離,現実と仮想現実の距離がさらに近付いたってことだとも思うのよ。そりゃ,現実の世界から見ると,仮想現実の世界で女子高生への教育に没頭している姿は滑稽に映るかもしれない。だけど,はたから見て滑稽であることと,体験している人が味わっているリアリティや価値そのものには関係なんてないの。
 いや,仮想現実が圧倒的なリアリティを持っていればいるほど,はたから見ると滑稽に映る可能性も高くなる可能性はあるわよ。ただしこれはVRに限った話じゃなくてね。何かに没頭している人って,そうじゃない人から見たら滑稽に映るものじゃない。どんな高尚な趣味であろうと寝食を忘れて没頭している姿は,その趣味に興味のない人にとっては滑稽に映りがち。ちゃんと飯食えよ,寝ろよって思うでしょ。ただそれだけの話なの。
 で,VRにはそういう力があるってことを言いたいのよ,私は。人々を没頭させる力があるってことを。だから,ヤりたいソフトが出てきたときが,私が没頭したいと思えるソフトが出たときが,私にとってのPS VRの買い時なのかもしれない。とはいえ今のところPS VR自体がかなりの品薄のようなので,ヤりたいソフトが出ていない現状を,むしろありがたく感じているわ。一方,ヤりたいソフトが出ているのに買うことができない人達の悔しさも想像できる。そんな人達は,早く買えるといいわよね。
 ……そういうわけで,PS VRに関しては,今はヤってみたいソフトが出るのを待っている状態なの。では,どういうソフトが出たらヤりたくなるのか。今回はそれを考えてみようと思うわ。「真夜中の4Gamer」でゲイム時評っぽいものをヤることになっちゃったもんだから,たまにはこういう頭の使い方もしておかないとな,と。

 さて。PS VRを筆頭にVRって,これまでに発売されてきたどのハードとも違って,ソフトのイメージをしにくい部分があるじゃない。まだVRそのものに対して,ロマンや妄想の余地がたっぷり残っている状態というか。
 その点,私の視点から考えると「VR男色ディーノ」がどうなるか,ぜひ体験してみたいわよね。内容はもちろん,真冬のプロレス道場で新人相手にスパーリングをして,みっちりとシゴきあげて育てるというもの。「寒いからあったまろっか」「もっと声出して!」「いいよ! だいぶうまくなったよ!」って感じ?
 試合シーンも欲しいわよね。入場時には客席を練り歩いて好みの男性にキスしていくの。これが私の視点であれば,蜘蛛の子を散らすようにお客さん達が逃げ惑う様を体感できるという。これだけではただ現実をシミュレートしているだけだから,もう少しゲイム性を加えるとすれば,イケメンであればあるほど高得点になるって要素があってもいいかもしれない。
 あとはね。いざ捕まえてキスしようと顔を近づけてみたら意外と私の好みのタイプではなくて,そのくせ相手はもう腹をくくって目を閉じて唇とがらせていて,それでも捕まえたからにはキスしなきゃいけないときの私の心情すら体感できてもいい。私だってやむなくキスしてるケースはあるんだから! 試合中に対戦相手の股間を掴んだり,キスしたりできるってのも,いいことばかりじゃないんだからね!
 もしこんなVRコンテンツを制作する会社があるならば,ちゃんと協力するんでお声がけよろしく!

2014年の東京ゲイムショウでPS VR(当時は「Project Morpheus」)を体験中の男色ディーノ選手。あれから2年か……
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 とまあ,私の視点で妄想を書き綴ってみたけれど,真面目な話をすると,VRってアドベンチャーゲイムなんかとの相性はいいかもしれないわよね。例えば,探偵になって殺人事件の捜査をしたりだとか,遺跡を探検したりだとか。
 それ以外にも,これまで発売されたゲイムのVRリメイクなんかも面白いかもしれないわよね。単純に「クラッシュバンディクー」とか「XI[sái]」とか「パラッパラッパー」のVRなんかも面白そうじゃない。PS VRを発売したソニー・インタラクティブエンタテインメントには多くのオリジナルIPがあるから,そういったゲイムのVRリメイクなんて,想像するだけでワクワクしてくるわ。
 ……と,こういう妄想を垂れ流してたら,PS VRをすぐにでも購入したくなるから不思議なもので。ただ,さっきも書いたように今のところは品薄状態が続いているみたい。このままだと,PS VRの前にPlayStation 4 Proを先に買ってしまうかもしれない。いや,私のTVは4K対応じゃないし,今のPlayStation 4でも満足しているからProは必要ないような気はするんだけど,PS VRを買えないならば,いっそPS 4 Proを……なんて思ってしまう気がするのよ。
 もう自分が分からないわ。自分がどういう人間で,どういう生き方をしたいのかすら分からない。結婚したほうがいいんだろうけど結婚に対するリアリティも沸かないままだし,そもそも結婚したいわけではない。

 ……は! そうだ!

 「VR結婚生活」があればいいんだ! これなら現実世界のわずらわしさから逃げることができる! どこかのメーカーさん,作ってくれませんかね。割とマジで。
 そんな感じでまた来週。さようなら。

今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「ウイニングイレブン 2017
PlayStation 3:特殊なDVD ※死亡確認→復活予定
PlayStation Vita:「ルフランの地下迷宮と魔女ノ旅団
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「Splatoon(スプラトゥーン)
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「モンスターハンター ストーリーズ
Xbox 360:「剣の街の異邦人 〜白の王宮〜

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,今週末の10月23日,後楽園ホール大会「DDT Special 2016」を開催します。ディーノ選手はこの日,メインイベントで石川修司選手の持つKO-D無差別級のベルトに挑戦予定。ちなみにディーノ選手,この試合が決まった直後から憂鬱そうではありましたが,それでも「私は私だからね。そういう戦いを見せるしかない」と前向きに語っておりました。
  • 関連タイトル:

    PlayStation VR本体

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