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ティーアンドイーソフト,ドワンゴ傘下のゲームズアリーナグループの一員に
現在ゲームズアリーナは,チュンソフト,スパイク,ホーゲットの3社を傘下に持っているが,今回ティーアンドイーソフトを子会社化することで,ゲームズアリーナの強みである企画開発力のさらなる向上を図るとしている。
ティーアンドイーソフトは,愛知県名古屋市に本拠を置くデベロッパで,パッケージゲームや携帯電話機用ゲームの開発を行っている。
さて,「ティーアンドイーソフト」と聞いて懐かしさを覚える人は,古くからのゲームファンではないだろうか。かく言う私は若かりし頃,T&E SOFTのSFアドベンチャー,スターアーサー伝説シリーズや,アクションRPG「ハイドライド」,そして「遙かなるオーガスタ」「ワイアラエの奇蹟」「ペブルビーチの波濤」といったゴルフゲームを夢中になって遊んだものだ。
とくに遙かなるオーガスタは昼夜を問わずプレイし続け,目をつぶっていてもバーディがとれるほどになった。ちなみに自己最高スコアは25アンダーだ(……というのはささやかな自慢)。
余談はさておき,T&E SOFTは2002年にディーワンダーランドに社名を変更。そのディーワンダーランドから独立したディープが「ティーアンドイーソフト」の商標権を獲得した。
その後,T&E SOFTの創業者の一人,横山俊朗氏が設立したデジタルゴルフがディープを吸収合併し,ティーアンドイーソフトのブランド名を使用してきた。
2008年1月に,そのデジタルゴルフの開発部門が,ティーアンドイーソフトという名前で分社化され,今回ゲームズアリーナグループに迎えられるに至ったわけである。
ともあれ,古くからのティーアンドイーソフトファン(やオーガスタファン)は,今後の同社の活躍に期待しよう。
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