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DHARMAPOINT,光学センサー搭載マウス「DRTCM12」と複数キー同時押し対応で2780円のキーボード「DRKB109BK」発表
DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM12)
DRTCM12は,光学センサー搭載のワイヤードマウスだ。
DHARMAPOINTのマウス製品型番は,下2桁の1桁めが筐体のデザイン(=形状),2桁めがセンサーの違いを示すルールなので,つまりは6月16日の記事でお伝えした「DHARMA TACTICAL MOUSE(DRTCM15)」(以下,DRTCM15)と同じ筐体を採用しつつ,センサーを光学タイプに切り替えてきたもの,というわけである。
DRTCM15の場合,レーザーセンサーユニットが,マウスの左前方,ホールドしたとき人差し指を置く部分の下にあって話題を集めたが,DRCTCM12の場合,公式サイトで公開されている画像を見る限り,センサーユニットはマウス底面の中央よりも,若干後方寄りに配置されているようだ。
DRTCM15の販売も始まっていないこのタイミングで,こう書くのは早計かも知れないが,根強い人気を保つ光学センサー搭載マウスに,ハイスペックの新型が登場してきたことは,歓迎されて然るべきだろう。DRTCM15ともども,要注目の新製品といえる。
●DRTCM12の主なスペック
- 基本仕様:光学センサー搭載ワイヤードタイプ
- 接続インタフェース:USB 1.1 FullSpeed
- ボタン:左右メイン,左サイド×2,チルト機能&センタークリックボタン機能付きスクロールホイール,解像度設定変更専用の2ボタン式スイッチ(※チルト機能は本体底面のスイッチから無効化も可能)
- トラッキング速度:40IPS
- フレームレート:6400fps
- 最大加速度:15G
- トラッキング解像度:400〜1600CPI(※100CPI刻みで変更可能,ソフトウェアエミュレーションにより1700〜3200CPIも設定できる)
- USBデータバス:16bit
- USBレポートレート(ポーリングレート):125〜1000Hz(※任意で設定可能)
- スリープモード:なし
- リフトオフディスタンス:可変(※調整機能あり)
- ファームウェアアップデート:対応
- マクロ登録機能:対応(※本体に最大5パターン保存可能)
- 本体サイズ:64(W)×121(D)×42(H)mm
- 重量:約110g(※ケーブル含む)
- マウスソール:PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 発売予定時期:2010年7月23日
- 予想実売価格:7980円前後
DHARMA GAMING KEYBOARD(DRKB109)
DHARMAPOINTによる同時押し対応エリア。同時押し対応キーの数は「4キー以上」とされる |
キー底面のチルトスタンドには滑り止めのラバーを装着 |
同時押し対応数は,公称で「エリア内の4キー以上」。本製品はPS/2,USB 1.1接続両対応だが,エリア内なら全キー同時押し対応というわけではなく,ある程度の数が上限となるようだ。ちなみにUSB接続時の同時押し対応は,最大6キーと公表されている。
このほか,GMKB109BKとの違いは,日本語109キーボードでありながら,かな表記が廃され,すっきりした外観になっている点だろうか。
個人的には,DHARMAPOINTブランドで出す以上,テンキー部をカットして小型化したり,[Windows]キーを省略したりしてほしかったなあという気持ちもないではないが,それで1000円も2000円も売価が上がってしまったとしたら本末転倒なので,これはこれでアリだろう。なんといっても魅力は3000円を下回る予想実売価格であり,「ゲームプレイに堪えるキーボードが欲しいけれども,予算には限界がある」という人にとって,有力な選択肢が登場してきたといえそうだ。
●DRKB109の主なスペック
- 接続インタフェース:PS/2,USB 1.1
- 基本キー数:109(かななし日本語配列)
- キーピッチ:19mm
- キーストローク:3mm±0.5mm
- 押下特性:45g±15g
- インターロック:未公開
- 複数キー同時押し対応:「同時押し対応エリア」内20キーに限り4キー以上(※USB 1.1接続時は最大6キー。PS/2接続時に関しては未公表)
- キー耐久性:500万回(※1キー当たり)
- サイズ:未公開
- 重量:未公開
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:Windows 7/Vista/XP
- 発売予定時期:2010年7月23日
- 予想実売価格:2780円前後
- 関連タイトル:
DHARMAPOINT
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