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「魔界村オンライン」が韓国の発表会にて初公開。レッドアリーマーの勇姿が確認できる,プロモムービーも掲載
この発表会には,Seed9 GamesのKim Gun社長やCJ InternetのNamgoong Hoon社長,カプコンの中込博之プロデューサーなどが参加し,プロモーションムービーの上映と共に,本作の特徴を明らかにした。また会場には,11月18日から開催される韓国のゲームショウ“G-Star 2010”で公開予定のバージョンが設置され,自由に試遊することができた(関連記事)。
掲載したムービーからも分かるとおり,3Dグラフィックスによって生まれ変わった本作だが,基本は原作どおりの横スクロールアクションだ。しかし絶妙なジャンプのタイミングが肝だったこれまでのシリーズと比べると,そのアクション性はかなり変化しているように感じられる。
敵を空中に浮かせるコンボや,スキルを駆使したアクションなどもあって,かなり派手な装いだ。ほかにもガードやカウンターなどもあるようで,やっぱりちょっと違和感がある。とはいってもその変化が失敗かというとそうでもなく,少なくとも韓国のプレス陣にはかなり好評だったようだ。
もっとも原作と違うばかりではない。例えば全体に漂う,どこかコミカルな雰囲気は,やっぱり魔界村と感じさせられる要素の一つだ。攻撃を受ければ鎧が脱げ,パンツ一丁になるのも変わらない。幽霊船/共同墓地/魔物の森など,いずれもステージはおどろおどろしいながら,敵であるゾンビやスケルトンの動きは,どこかギャグっぽい。極めつけはローディング画面で,ゾンビがハートマークを出しながら追いかけてくる下には,「now loving」と書いてある始末である。
開発を手がけるSeed9 GamesのKim Gun社長は,「本作が目指したのは,原作のコミカルな雰囲気を残しつつ,緊張感と爽快感を増加させた横スクロールアクション。原作ファンの30〜40代はもちろん,初めて触れる10代のプレイヤーも含めて,家族で楽しめるタイトルになる」とコメント。
またカプコンの中込博之プロデューサーは,「カプコンの歴史とともにある『魔界村』が,オンラインゲームになるのはとても意味深いこと。今後もSeed9 Gamesと緊密なコミュニケーションをとり,本作の成功に最善を尽くしていく」と,本作への意気込みを語った。
本作の試遊台が設置される“G-Star 2010”のCJ Internetブースでは,各12種のスキルが使用可能な「剣士」と「弓手」がプレイアブルで出展される見込み。また森/幽霊船/墓地の3種のステージには,40種類余りのモンスターが登場。4人でのパーティプレイが可能な専用ゾーンもお目見えする予定だ。
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