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2019/03/25 14:57イベント
「LJL 2019 Spring Split」Week10と11の模様をレポート。DFMが1位，CGAが2位，USGが3位でプレイオフへ進出
2019年3月21日と22日，「リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグ「LJL 2019 Spring Split」のWeek10とWeek11の試合が東京・渋谷のヨシモト∞ホールで行われた。
今回行われたのは，「LJL 2019 Spring Split」の締めくくりとなる試合。これまでの合計勝利数で1位となったチームはプレイオフ ファイナルへと進出し，2位と3位のチームはプレイオフ セミファイナルへと進出できる。そして，この2日間で行われたのは全部で15試合。以下がその結果だ。
Week10
Week11
Burning Core（BC）にとってもUnsold Stuff Gaming（USG）にとっても，プレイオフ進出の可否がかかった重要な一戦だ。まず試合時間20分，2キルを取ってバロンを始めたBCだったが，それを食い止めたのがUSG apaMen選手（ナー），keymaker選手（エズリアル），enty選手（ブラウム）の3名だった。3対5の状況から2キルとバロンを獲得し，試合の流れを一気に取り戻していく。
その後は試合が長引き，35分を超すシーソーゲームになっていく。そして，試合を決定づけたのはエルダードラゴン前の集団戦だった。
BCはRoki選手のリサンドラがエンゲージし，USG側の体力を削ってからドラゴンを攻撃しはじめたが，そこからDasher選手による決死の反撃がきっかけとなり，瀬戸際の状況からエルダードラゴンを獲得。USGはそのままBC陣営のネクサスを一気に破壊し，勝利をもぎ取った。
この試合では16分頃に，Botレーンで5対5の集団戦が発生し，CGA Luna選手のMidサイラスが4キルを獲得する大活躍を見せた。
また，27分頃にはCGA hachamecha選手が操るスカーナーのR「インペイル」からスレッシュのW「嘆きの魂灯」のコンボが決まり，セジュアニをキル。さらにそこからLuna選手のサイラスがサイオンから奪ったR「猪突猛進」でBC陣営を壊滅させる。RJは大差のビハインドを覆すことができず，そのままCGAが勝利した。
ヤスオ，ガリオ，ランブルといったチャンピオンたちで強力なアルティメットコンボを狙ったRJだったが，それを上手くさばいて反撃したV3が勝利する。最後の集団戦ではZerost選手のアッシュがダメージを出し続けたことが勝因となった。
CGAはルルとモルガナでコグ＝マウを守るという，最近では珍しい「プロテクトADC」構成で試合に臨んだ。この試合ではBC Once選手のリヴェン（ジャングル）が積極的なプレイで試合を動かしていくも，CGAがチーム全員で対応してカウンターを決め，バロンを獲得する。
そのあとは，ルルとモルガナに守られながらタワーを破壊しにくるArt選手のコグ＝マウをBCが止められず，CGAが試合に勝利した。
レギュラーシーズンの最終試合にして，この日，最もドラマチックな試合となった一戦。この試合では，ADキャリーを5体バンされてケイトリンをピックしたOdduGi選手がUSGのBotデュオを圧倒し，次々とタワープレートを破壊していった。
一方，Midレーンではヤスオとゼドが激しく交戦する中，SGのSmile選手のグラガスがここぞというタイミングで手助けに入り，Taka選手のヤスオを救っていく。
試合が大きく動いたのは31分。ジャングル内のファイトからUSG Enty選手のガリオをキルしたSG側がバロンを殴り始めたのだが，これを止めにテレポートしてきたUSG apaMen選手が，バロンスティールとペンタキルを同時に達成する獅子奮迅のスーパープレイを見せた。
USGはこの有利を活かしてSGのインヒビターを3つとも破壊していく。そして48分にはエルダードラゴンの獲得からのゲームエンドを狙ったのだが，ここでUSGにとっては悪夢，SGにとっては奇跡ともいえる事件が起きた。
USGのTussle選手がスマイトを狙った直前にエルダードラゴンの挙動がリセットされ，スマイトを使用するべきタイミングが狂ってしまったのだ。そしてこの混乱の中，エルダードラゴンにとどめを刺したのはSGのTaka選手だった。
これを勝機とみたSGはラッシュをかけバロンを獲得し，その勢いのままUSGのネクサスタワーを破壊。一時は8000Gの差をつけられていた逆境からの勝利に，会場からは大きな拍手があがった。
エキサイティングなシーズンとなったLJL 2019 Spring Split。今週でついにレギュラーシーズンの全試合を終え，最終順位が確定した。
1位となったDFMはプレイオフ ファイナル（4月13日開催予定）への進出が決定し，プレイオフ セミファイナルの勝者を待つ立場になった。
2位のCGA，3位のUSGは，4月6日にヨシモト∞ホールで行われるプレイオフ セミファイナルで争うことになる。プレイオフからはBO5形式（3本先取）となる。
レギュラーシーズンのBO1と，プレイオフでのBO5では戦術，戦略ともに勝手が変わってくる。お互いがどんな戦術を準備し，どちらに軍配が上がるのか，目が離せない戦いとなるだろう。
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今回行われたのは，「LJL 2019 Spring Split」の締めくくりとなる試合。これまでの合計勝利数で1位となったチームはプレイオフ ファイナルへと進出し，2位と3位のチームはプレイオフ セミファイナルへと進出できる。そして，この2日間で行われたのは全部で15試合。以下がその結果だ。
Week10
| - | 勝利チーム | - |
|---|---|---|
| 第1試合 | Unsold Stuff Gaming | Axiz |
| 第2試合 | Unsold Stuff Gaming | Barning Core |
| 第3試合 | DetonatioN FocusMe | Barning Core |
| 第4試合 | DetonatioN FocusMe | V3 Esports |
| 第5試合 | Crest Gaming Act | Rascal Jester |
| 第6試合 | Sengoku Gaming | Rascal Jester |
| 第7試合 | Sengoku Gaming | V3 Esports |
Week11
| - | 勝利チーム | - |
|---|---|---|
| 第1試合 | V3 Esports | Rascal Jester |
| 第2試合 | Rascal Jester | Axiz |
| 第3試合 | V3 Esports | Barning Core |
| 第4試合 | Crest Gaming Act | Barning Core |
| 第5試合 | Crest Gaming Act | AXIZ |
| 第6試合 | DetonatioN FocusMe | Unsold Stuff Gaming |
| 第7試合 | DetonatioN FocusMe | Sengoku Gaming |
| 第8試合 | Sengoku Gaming | Unsold Stuff Gaming |
Week10 第2試合 Burning Core vs. Unsold Stuff Gaming
Burning Core（BC）にとってもUnsold Stuff Gaming（USG）にとっても，プレイオフ進出の可否がかかった重要な一戦だ。まず試合時間20分，2キルを取ってバロンを始めたBCだったが，それを食い止めたのがUSG apaMen選手（ナー），keymaker選手（エズリアル），enty選手（ブラウム）の3名だった。3対5の状況から2キルとバロンを獲得し，試合の流れを一気に取り戻していく。
その後は試合が長引き，35分を超すシーソーゲームになっていく。そして，試合を決定づけたのはエルダードラゴン前の集団戦だった。
BCはRoki選手のリサンドラがエンゲージし，USG側の体力を削ってからドラゴンを攻撃しはじめたが，そこからDasher選手による決死の反撃がきっかけとなり，瀬戸際の状況からエルダードラゴンを獲得。USGはそのままBC陣営のネクサスを一気に破壊し，勝利をもぎ取った。
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Week10 第5試合 Rascal Jester vs. Crest Gaming Act
この試合では16分頃に，Botレーンで5対5の集団戦が発生し，CGA Luna選手のMidサイラスが4キルを獲得する大活躍を見せた。
また，27分頃にはCGA hachamecha選手が操るスカーナーのR「インペイル」からスレッシュのW「嘆きの魂灯」のコンボが決まり，セジュアニをキル。さらにそこからLuna選手のサイラスがサイオンから奪ったR「猪突猛進」でBC陣営を壊滅させる。RJは大差のビハインドを覆すことができず，そのままCGAが勝利した。
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Week11 第1試合 V3 Esports vs. Rascal Jester
ヤスオ，ガリオ，ランブルといったチャンピオンたちで強力なアルティメットコンボを狙ったRJだったが，それを上手くさばいて反撃したV3が勝利する。最後の集団戦ではZerost選手のアッシュがダメージを出し続けたことが勝因となった。
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Week11 第4試合 Crest Gaming Act vs. Burning Core
CGAはルルとモルガナでコグ＝マウを守るという，最近では珍しい「プロテクトADC」構成で試合に臨んだ。この試合ではBC Once選手のリヴェン（ジャングル）が積極的なプレイで試合を動かしていくも，CGAがチーム全員で対応してカウンターを決め，バロンを獲得する。
そのあとは，ルルとモルガナに守られながらタワーを破壊しにくるArt選手のコグ＝マウをBCが止められず，CGAが試合に勝利した。
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Week11 第8試合 Sengoku Gaming vs. Unsold Stuff Gaming
レギュラーシーズンの最終試合にして，この日，最もドラマチックな試合となった一戦。この試合では，ADキャリーを5体バンされてケイトリンをピックしたOdduGi選手がUSGのBotデュオを圧倒し，次々とタワープレートを破壊していった。
一方，Midレーンではヤスオとゼドが激しく交戦する中，SGのSmile選手のグラガスがここぞというタイミングで手助けに入り，Taka選手のヤスオを救っていく。
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試合が大きく動いたのは31分。ジャングル内のファイトからUSG Enty選手のガリオをキルしたSG側がバロンを殴り始めたのだが，これを止めにテレポートしてきたUSG apaMen選手が，バロンスティールとペンタキルを同時に達成する獅子奮迅のスーパープレイを見せた。
USGはこの有利を活かしてSGのインヒビターを3つとも破壊していく。そして48分にはエルダードラゴンの獲得からのゲームエンドを狙ったのだが，ここでUSGにとっては悪夢，SGにとっては奇跡ともいえる事件が起きた。
USGのTussle選手がスマイトを狙った直前にエルダードラゴンの挙動がリセットされ，スマイトを使用するべきタイミングが狂ってしまったのだ。そしてこの混乱の中，エルダードラゴンにとどめを刺したのはSGのTaka選手だった。
これを勝機とみたSGはラッシュをかけバロンを獲得し，その勢いのままUSGのネクサスタワーを破壊。一時は8000Gの差をつけられていた逆境からの勝利に，会場からは大きな拍手があがった。
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LJL 2019 Spring Split 最終順位
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エキサイティングなシーズンとなったLJL 2019 Spring Split。今週でついにレギュラーシーズンの全試合を終え，最終順位が確定した。
1位となったDFMはプレイオフ ファイナル（4月13日開催予定）への進出が決定し，プレイオフ セミファイナルの勝者を待つ立場になった。
2位のCGA，3位のUSGは，4月6日にヨシモト∞ホールで行われるプレイオフ セミファイナルで争うことになる。プレイオフからはBO5形式（3本先取）となる。
レギュラーシーズンのBO1と，プレイオフでのBO5では戦術，戦略ともに勝手が変わってくる。お互いがどんな戦術を準備し，どちらに軍配が上がるのか，目が離せない戦いとなるだろう。
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