「LJL 2020 Spring Split」Week4の試合結果をお届け。DFMは全勝で後半戦に突入

　「リーグ・オブ・レジェンド」の国内プロリーグ「LJL 2020 Spring Split」のWeek4の試合が，2020年2月23日，渋谷のヨシモト∞ホールで行われた。以下，その試合結果をお届けする。

Week4 試合結果

-	勝利チーム	-
第1試合	AXIZ	SoftBank HAWKS Gaming
第2試合	Sengoku Gaming	AXIZ
第3試合	Sengoku Gaming	V3 Esports
第4試合	SoftBank HAWKS Gaming	V3 Esports
第5試合	Barning Core	Crest Gaming Act
第6試合	DetonatioN FocusMe	Crest Gaming Act
第7試合	DetonatioN FocusMe	Rascal Jester
第8試合	Rascal Jester	Barning Core

Week4 順位表

　DetonatioN FocusMe（DFM）は今週も危なげなく2勝を重ね，完全な独走状態に突入した。Crest Gaming Act（CGA）はCeros選手（DFM）の得意チャンピオン4体（ハイマー，ジグス，カルマ，シンドラ）をバンする作戦に出たが，Ceros選手はカシオペアをピックしての勝利となった。


　ここまで2勝4敗と苦しい戦いが続いていたSengoku Gaming（SG）は，AXIZ戦をダブルテレポートからのバックドアで勝利。また，V3 Esports戦では，56分のロングゲームの末に辛勝をおさめている。どちらの試合も完勝と言えるような内容ではなかったが，貴重な2勝をこのタイミングでもぎ取れたのは大きい。ここから態勢の立て直しを図れるだろうか。

Week4　ロール別　ピック回数TOP3

ロール	TOP	JG	MID	ADC	SUP
1位	セト	セジュアニ	ルブラン	ミス・フォーチュン	ユーミ
	2勝2敗	2勝1敗	2勝0敗	4勝2敗	3勝1敗
2位	ガングプランク	オラフ	ビクター	エズリアル	ノーチラス
	2勝1敗	2勝0敗	2勝0敗	1勝3敗	2勝2敗
3位	オーン	エリス	カシオペア	ザヤ	ラカン
	0勝3敗	1勝1敗	2勝0敗	1勝1敗	1勝1敗

　今週からパッチ10.3が適用された影響で，Botレーンではエズリアルとユーミのピック率が上昇した。特にユーミはオープンになった際に必ずドラフトの1巡目でピックされており，その評価の高さがうかがえる。

Week4　バン回数TOP5

順位	チャンピオン	バン回数
1位	アフェリオス	7バン／1ピック
2位	オーン	5バン／3ピック
3位	ルブラン	5バン／2ピック
3位	エリス	5バン／2ピック
3位	ゾーイ	5バン／2ピック

　これまでほぼすべての試合でバン／ピックされていたアカリだが，パッチ10.3での弱体化で影をひそめることになった。一方，強力なチャンピオンであるにもかかわらず，ほとんど弱体化を受けなかったアフェリオスはバン率がさらに上昇している。

Week5 試合予定

　Week4終了時点で4チームが4勝4敗で2位，Rascal JesterとV3が3勝5敗で6位タイ，AXIZが2勝6敗と苦しむ。とはいえ，どのチームにもプレイオフ出場の目はまだ残されており，Week5以降の試合はすべて注目試合と言っていいだろう。あと3週の戦いの中で，一歩抜け出すのはどのチームになるだろうか。

「League of Legends Japan League（LJL）」公式サイト

「リーグ・オブ・レジェンド」公式サイト