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[Gamescom]会場では3時間待ち! 期待のMMORPG「Star Wars: The Old Republic」で,今回はスペースコンバットの内容を公開
6月に開催されたばかりのE3 2010でも本作はしっかりとレポートしているので,巨大なデータを持つMMORPGの特性上,たった2か月程度で開発にどれほどの進展があるのかは疑問。実際に行われたデモの内容は4人のRepublic側キャラクターを使ったクエストの様子で,プレイアブルなデモもシス・インクイジターとスマグラーという,筆者がテスト済みのものであり,目新しい情報はほとんどなかった。
しかしその中で,1分程度の実演ながら,ウワサになっていたスペースコンバットの様子が紹介されたのは大きなニュースである。これまでも,プレイヤーの1人1人に自分専用のスペースシップが用意されることは紹介されていたが,今回は航海中にスペースコンバットを行えるオプションも用意されていることが分かったのだ。すでに,これに合わせてスペースコンバットの様子を撮影したムービーも公開されている。
Star Wars: The Old Republicにおけるスペースコンバットは,見たところかなりゲーム用にアレンジされていて,どこか「スターフォックス」のようなライトな感覚のゲームプレイになっているようだ。敵を撃墜することで得られる経験値は,地上で行うコンバットで得られる正規の経験値とは分けられているらしく,スペースコンバットに興味のない人は,プレイしなくてもまったくキャラクターの成長にペナルティはないという。
ただ,スペースコンバットを楽しむことで,自分の持ち船をアップグレードできることもあり,「ハンソロのミレニアム・ファルコンのようなスペースシップで,大宇宙を駆け巡りたい」と考える多くのスター・ウォーズファンにとっては,うれしいオプションであると言えそうだ。
また,実際にプレイできたデモでは,スマグラーのキャラクタークラスながら,Chissという種族になっていたのも興味深い。Chissといえば,青い肌に赤い目という見るからに悪役らしい風貌ながら,相当な知性を持ち合わせている。「ヒューマン至上主義」を掲げる帝国軍において,唯一ヒューマン以外の種族で提督職までに成り上がった,Thrawnというキャラクターが知られるところ。スマグラーは共和国側のクラスにもあることから,ヒューマン以外のキャラクター種族も帝国/共和国に分かれて用意されているのかもしれない。
スター・ウォーズ人気はドイツでも高いらしく,そのデモ見たさに「Diablo III」や「Call of Duty: Black Ops」「FIFA 11」並の長蛇の列が出来上がり,ピーク時には3時間待ちもあったという。2011年のローンチが近づくにつれ,ますます盛り上がっていくことになりそうだ。
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Star Wars: The Old Republic
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