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世界コンピュータ将棋選手権優勝の将棋ソフトが,12月19日に発売
本作は2008年5月に開催された「第18回世界コンピュータ将棋選手権」で優勝を飾った「激指」(げきさし)の思考ルーチンをベースに,定跡200万手を加えた作品だ。
ちなみに同選手権では,エキシビションマッチでアマ名人を平手で破るなど,その実力はプロ棋士に近いものになっているという。とはいえ,通常対局のレベルは,六段〜12級までの13段階用意されているので,自身の腕前に応じた対局が可能となっている。
「将棋ワールドチャンピオン 激指8」公式サイト
新機能
○棋士シミュレーション〜七冠への道〜
・プロ棋士八段の対局をシミュレートします。(棋戦名、システム、対戦相手はフィクションです。)
・レベルは3段階に設定できますので、初級者でも楽しめます。
○思考は優勝バージョンをさらに強化
・思考は2008年5月の世界コンピュータ将棋選手権優勝時のものをベースに磨きをかけ、通常対局に六段が加わります。
○定跡は流行形中心に200万手搭載
・定跡は2年ぶりに根本的な改良を行いました。最新流行の定跡手を中心に200万手を収録しました。
コンピュータはゴキゲン中飛車なども指してきます。
主な機能
○通常対局……レベルは六段〜12級まで13段階
○レーティング戦……3つのルールごとに実力を数値化
○実戦詰将棋……激指同士の実戦に現れた詰将棋1000問収録(激指7の1000問とはすべて異なります)
○棋譜鑑賞……プロ公式戦、マイナビ女子オープンの棋譜収録 出場女流プロの写真付きプロフィール入り
○検討モード……駒の損得にしばられない形勢判断、読み筋を表示
○指導対局……対局中にコンピュータがやさしく指導
○棋譜解析……指し手の善悪、形勢の推移等を表示
○詰みチェック……詰みの有無を素早く判断
○定跡編集……定跡の追加が自由自在
主要スタッフ
○思考エンジン……鶴岡慶雅・横山大作・丸山孝志・高瀬亮・大内拓実
○プロデューサー……小川明久
○棋譜読み上げ・秒読み……矢内理絵子女王・女流名人 岩根忍女流初段 坂東香菜子女流2級
○協力……週刊将棋編集部
- 関連タイトル:
将棋ワールドチャンピオン 激指8
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