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“派遣社員”深田恭子さんに“セクスィー部長”沢村一樹さんの魔の手が迫る? NDS「いぬ会社」発売記念イベントレポート
本作は,独特のゆるい世界観が話題を集めた,“いぬ”達が主役のマンガ/テレビドラマをベースにしたゲーム。人間の身近に起こりそうな仕事ストレスシチュエーションを,いぬ的発想で解決していく(?)というアドベンチャーゲームだ。
本作の発売を記念して,発売日の3月26日に,恵比寿イーストギャラリーでメディア向け発表会が開催された。本作に声優として参加した深田恭子さんと沢村一樹さんが登場し,トークセッションが行われた本イベントの模様をお届けしよう。
豪華キャストが声を担当した
ゆる〜い犬達の生々しい(?)会社生活
「いぬ会社」は,その名のとおり,登場するキャラクターはみんな犬(一部猫も確認できたが)という,“ゆるゆる系噂操作”アドベンチャー。
主人公は“いぬ会社”に入社した派遣社員で,会社員としての仕事をこなしつつ,ほかのキャラクターとの会話で“噂”を集めていく。社内の“犬”関係を巧みに操作して,うそつき課長やセクハラ部長といった,社内のイヤなやつを“トバして”しまえというのが目的。可愛らしいタイトルとは裏腹に,社会の縮図を表したような生臭さのあるタイトルだ。こういうノリは個人的には大好きだが。
本作では,さまざまな相手に対して“噂カード”を効果的に使用して特定の条件を満たすと,フルボイスのキーイベント(コントイベント)が発生する。
イベントの内容は,会社勤めの人(とくに女性)なら思わず「あるある」とうなずけるようなものばかりだろう。中にはかなーりブラックやピンクなネタもあり,よくCEROレーティングBの認可が下りたと思ってしまうほど。だが,セクハラや左遷といった生臭いネタも,犬達がやれば途端に笑いと化してしまうのだ。
ゲーム紹介のあと,舞台に深田さんと沢村さんが登場してトークセッションが行われた。
深田恭子さん |
沢村一樹さん |
「この仕事をして,何か周りに変化はありましたか?」という質問に対して,深田さんは「私もワンちゃんを飼っているので,ワンちゃん絡みのお仕事ができたことと,監督と脚本をされた福田さんのファンだったので,こうして一緒にお仕事を出来たことが嬉しいです」とコメント。
沢村さんは「僕は犬と遊ぶことはあまりないのですが,この仕事で犬浸りの日々を送ったおかげで,今ではメス犬だったら口説けそうな気がします」と,しょっぱなから“エロ男爵”らしい発言をして会場を沸かせた。
沢村さんは,「演じた身としては,OLさんにぜひ買ってほしいですね。あと,会社の女の子達が上司に対してどんな思いを持っているのか良く分かるので,課長さん部長さん達もやってみるとドキッとするようなシーンがあるかもしれません」と,本作のアピールも忘れない。
「撮影現場でも沢村さんはこんな感じだったんですか?」と聞かれた深田さんは,「撮影は5時間くらいだったのですが,その時はこんな人だとは知りませんでした……」と答え,それを聞いた沢村さんは苦笑いしていた。
沢村さんは,「僕はあまりゲームをしないのですが,末の息子は毎日やっているので,時間を決めて遊ばせています」と答えた沢村さん。「ゲームは一日30分」とのことで,高橋名人よりも厳しいかと思いきや,「どうせ隠れてやるでしょうから,大手を振って遊べるのは30分と決めています」とのこと。なかなか理解のあるお父さんぶりである。
また,「お子さんにも『いぬ会社』は遊ばせるんですよね?」という質問に対しては,「そうですね……。でも僕はセクハラ上司の役なので,僕が演じていることは内緒で渡そうかと思っています。『5本目の足にお手するってどういう意味?』と聞かれたときに答えられないじゃないですか! まあ,風呂入る時に説明しますけど(笑)」と,徹頭徹尾でリップサービスしまくりである。
最後に,沢村さんが「『いぬ会社』は本日(※3月26日)発売です。僕と深田恭子ちゃんが一生懸命演じましたので,ぜひ買ってください」と作品をPR,深田さんも「皆さん,ぜひこのゲームで癒されてください」とコメントして,イベントは幕を閉じた。
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