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マリーン仲間がプレデターに変身! 「Aliens vs. Predator」のマルチプレイモードについて新情報を紹介
イギリスのゲーム情報サイト,CVGの開発者インタビューによれば,マルチプレイモードの一つ「Predator Hunt」は,プレイヤーの一人がプレデターとして選ばれ,スペースマリーンのチーム相手に戦うという内容。プレデターとなったプレイヤーは制限時間内に武器を見つけ,特殊能力を駆使して戦い続けることになるのだが,特徴的なのは,そのプレデターが殺されると次はそいつを倒したプレイヤーが新たなプレデターになるところ。スペースマリーン側のプレイヤーは,仲間がどこにいて何をしているか十分に把握していないと,ついさっきまで仲間だったプレデターに襲われるかもしれないのだ。
また,情報サイトであるAVP Galaxyによれば,「Infestation」というゲームモードも用意されている。これは基本的にエイリアンとスペースマリーンとのチーム戦なのだが,エイリアンに殺されたスペースマリーンのメンバーが,今度はエイリアンとなって襲ってくる。そして,どちらかが全滅するまでこの果てしない戦いが続くとのこと。うーん,「Aliens versus Predator 2」の“Survivor”をちょっと思い出させる,どちらも面白そうなモードだ。
初代「Aliens versus Predator」が欧米で発売されたのは1999年のことだが,それ以前からアーケードやコンシューマ機で戦い続けてきたエイリアンとプレデター。最新技術を投入した新作で,どのような戦いぶりを見せてくれるか楽しみだ。
最新技術といえば,ご存じのように本作はDirectX 11をサポートすることが明らかになっている。2009年9月にカリフォルニアで開催されたAMDの発表会にも登場しており,そのこと自体はニュースというわけではないが(関連記事),デベロッパからの正式のアナウンスがつい先日あったのだ。
開発を担当するRebellionのChris Kingsley氏は,「Shader Model 5.0による陰影や深みのある遠近感の表現,マルチスレッドレンダリングによるキャラクターや風景のリアルさは,今までにない3Dグラフィックスの世界を提供してくれる」と語っており,「ファンが望むものを,自信を持って提供する」とコメントしている。
また本作のパブリッシングを手がけるSEGA EuropeのChris Southall氏は,「SEGAは,DirectX 11のテクノロジーを最大限活かせるよう,AMDの協力を受けてゲームを開発している」としており,さらに「Aliens vs. Predatorが,DirectX 11をサポートするゲームとして,最も早く発売されるタイトルの一つとなるでしょう」と付け加えている。
そんなAliens vs. Predatorは,欧米では2010年2月に発売が予定されており,対応機種はPCのほか,PlayStation 3とXbox 360となっている。
というわけで最後に,ちょっと前に公開された本作のムービーを上に掲載した。
エイリアンの卵から幼生がふ化するシーンで幕を開けるプロモーションムービーで,エイリアンとスペースマリーン部隊の戦いがメインとなる。不気味な序盤から,激しい銃撃戦の中盤,そして両者の戦いを聞きつけてやって来るプレデターの姿などが確認できる迫力ある一本だ。
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