［E3 09］昼間でも大丈夫。だってゾンビだから。「Left 4 Dead 2」の直撮りプレイムービーを掲載

　MicrosoftのXbox 360ブースでプレイアブル展示されていた「Left 4 Dead 2」の直撮りムービーを掲載した。


　2009年11月17日に発売が予定されている本作は，2008年に発売されて大ヒットを記録したValveのマルチプレイFPS，「Left 4 Dead」の続編だ。謎のウイルスの蔓延によって，人々がゾンビのようになってしまった田舎町を舞台に，生き残った4人の男女が命をかけた脱出劇を繰り広げるという設定のゲームである。津波のように押し寄せるゾンビの大群を，チームワークよく倒していく必要があり，最近ちょっと下火だったFPSのCo-opモードに再び火をつけたタイトルでもある。



　とはいえ，発売後1年も経てばさすがにマップにも慣れてしまい，そろそろ新しいロケーションで戦いたいと思っていたプレイヤーも多いはず。AI Directorによって，プレイするたびに新しい状況になるとはいえ，追加マップの要望もそれなりに高まっていた今日この頃。
　それに応えるように，β版ながらMOD制作に役立つSDK（Software Development Kit）が公開され，これで，新マップとか新キャラクターの制作に弾みがつくだろうと軽く盛り上がっていたら，いきなりの続編。うーむ，Valveは商売上手かも。


　Left 4 Dead 2では，近接戦闘が可能になったり，AI Directorがレベルアップしたりしているが，プレイアブル展示されていた画面を見て一番驚くのが，そこが真っ昼間だということだろう。ゾンビ映画の雰囲気を出すため，ナイトシーンを主体に作られていた前作と異なり，明るいところにゾンビの大群が出現するのだ。
　ごく個人的な意見では，今のところちょっと違和感を感じているのだが，まあ，慣れの問題もあるだろう。いずれにしろ，ファン期待の一本であることは間違いないので，日向の戦いをまずはご覧いただきたい。ああ，明るい。