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[Gamescom]「Uncharted 2」は,「おいおい高過ぎるだろう」といいたくなるくらい高所でのアクションシーンの迫力が満点
本作は2007年に発売された「アンチャーテッド エル・ドラドの秘宝」の続編。クラッシュバンディクーシリーズなど,良質なアクションゲームを数多く手がけるデベロッパ,Naughty Dogの作品である。
本作はトレジャーハンター「ネイト・ドレイク」が歴史の謎に関連した秘宝を目指し,冒険を繰り広げるアクションアドベンチャー。前作では,ジャングルを舞台に伝説の財宝「エル・ドラド」を求めて駆けずり回ったネイトだが,本作では,忽然と消えたマルコ・ポーロの船団に隠された謎を追う。もちろん,トレジャーハンターが目的となるお宝なしに行動を起こすはずもなく,神秘の国「シャングリラ」の秘宝を頂戴しようと奮闘するのだ。
本作をプレイしてすぐに気がつくのは,視界の広さだろう。前作は木がうっそうと覆い茂るジャングルが舞台だったため,あまり開けた場所はなかったが,本作はヒマラヤの山岳地帯が舞台となっており,やたらと高い場所で冒険する。高いところに登れば,当然遠くまで見えるようになるのだが,本作の視界の広さは圧倒的。ちょっとめまいを起こしそうになるくらいに,高さを感じるのだ。
足元に広がる世界には実際に冒険できる場所も含まれており,下に敵が潜んでいれば,のんきに上から眺めていると撃たれることだってある。のんびり風景を楽しんでいると危険かもしれない。
レベルデザインは高さを意識させるものになっており,「おいおい,別に登らなくてもいいだろう」的なところを登る羽目になることも多い。全盛期のジャッキー・チェンも無意味に高い場所に登っていたが,それに近いものがある。
また,ネイトのアクションも種類が増えているのが分かる。中でも面白いのが,崖や壁の縁につかまっているネイトが,頭上の敵をつかんで引きずり落とすアクションだ。これを繰り出すと,アクション映画の主人公っぽい気分を味わえる。
もっとも,どこかで見たことがあるようなシチュエーションが次々と登場するというのも,前作からの特徴であり,それは本作にも踏襲されている。前作のキャッチコピーは「PLAYする映画」だったが,そのコンセプトは本作にもしっかりと引き継がれているといえるだろう。
なお,プレイシーンを収録したムービーも掲載するので,映画のようなアクションをその目で確認してほしい。
- 関連タイトル:
アンチャーテッド 黄金刀と消えた船団
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