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「龍が如く4 伝説を継ぐもの」のテーマソングは,Zeebraさんら4人の熱い男達が生んだ「Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & Mummy-D」に決定。 ※発表会レポートを追記
Zeebraさんは,「龍が如く 見参!」(PS3)でオープニングテーマソングを手がけており,今回で2度目のコラボレーションとなる。「龍が如く4」は主人公が4人ということで,ZeebraさんだけでなくMummy-Dさん(RHYMESTER),RYO the SKYWALKERさん,DJ Hasebeさん(a.k.a Old Nick)の4人による書き下ろしの,オリジナル楽曲だ。発売日は「龍が如く4」の前日,2010年3月17日予定とのこと。
Zeebra アジアを代表するヒップホップ・アクティビスト。97年のソロ・デビューから常にトップの座に君臨し続け、その音楽性の高さや技術、スマートなスタイルと存在感により、ヒップホップ・シーン以外からも熱い支持を得ている。龍が如くシリーズへの楽曲提供は『龍が如く 見参!』以来2度目となる。2010年よりAriora Japanに移籍。 |
先に掲載したように,この場で本作のテーマソングが「Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & MUMMY-D」に決定したことが発表された。ちなみにこの曲は,Zeebraさんのアリオラ ジャパン移籍第1弾シングルとなる予定だ。
発表会では,まず「龍が如く」シリーズ総合監督の名越稔洋氏が登場して,以下のようにコメントを述べた。
「龍が如く」シリーズも「龍が如く4」で通算5作目になりました。前作の「龍が如く3」も50万本以上のセールスを記録いたしまして,通算で300万本を軽く超える作品となりました。
ゲームの中でも珍しい,大人に向けたしっかりとしたメッセージを持つ作品として受け入れられ,そしてたくさんの方に支持されて,本日こういう場を設けていただけるまでのタイトルになりました。
毎回,キャスティングやアーティストとのコラボレーションもこのタイトルの大きな魅力の一つになっています。今日,この場を借りまして,主題歌と今回タイアップしていただけるアーティストの方をご紹介させていただきます。
作品自体もシリーズの中でベストな出来だと,私自身確信しておりますし,楽曲のほうもそれに負けない,すばらしいものができたと思います。よろしくお願いします。
名越氏の挨拶のあとは,「龍が如く4」のプロモーションビデオが上映され,続けてZeebraさん,Mummy-Dさん,RYO the SKYWALKERさん,DJ Hasebeさんがステージに登場し,「Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & MUMMY-D」のミニライブが行われた。曲については,ライブ後の囲み取材で4人のアーティスト達がコメントしていたので,そちらをご覧いただきたいが,バックダンサーの女性二人が,ポールダンスをしていたのが,いかにも「龍が如く」らしいといったところだろうか。どうでもいいことだが,望遠レンズを持っていかなかったことが個人的にはものすごく悔やまれる。
最後に,ミニライブ後の会見で行われた質疑応答のダイジェストをお届けしよう。
「龍が如く 見参!」以来2度目の楽曲提供となるZeebraさんは,「見参!」のオープニングテーマ曲「Bushido」について,自分の代表曲といえる,いい曲に仕上がったとコメント。
そして今回の「Butterfly City Feat. RYO the SKYWALKER & MUMMY-D」については,「長年一緒にやってきた“戦友”と呼べるような人と一緒に4人での共作はどうか」というセガ側からの提案で実現した企画であることを明かした。そんな経緯から,今までさまざまな形で何度もコラボしたMummy-DさんとDJ Hasebeさん,そして仲は良いものの一緒に曲をやる機会がなかったRYO the SKYWALKERさんとのスペシャルユニットが結成されたとのことだ。
DJ Hasebeさんはプロデュースするにあたり,最初はゲームに合わせてハードなトラックを思いついたが,1曲まるまるハードなイメージでは面白くないのでドラマティックな感じで展開したいと思ったそうだ。また,3人のMCがいるので,各パートで同じトラックが流れるのではなく,一人一人の個性が出るようなイメージで作ったとコメントしていた。
またZeebraさんは,ヒップホップ自体が音楽的にチャレンジしている時代性を反映して,楽曲の作り方の中にさまざまなチャレンジが含まれていると述べていた。
名越氏は,前回のZeebraさんとのコラボ以来ヒップホップを勉強し,でき上がったものを聞いて,現代劇に当てはめてこそ本領が発揮される部分があるだろうとずっと思っていたそうだ。そして今回,4人の共作という形で本当にいいものを提案してもらえて嬉しく思っているとコメントした。
- 関連タイトル:
龍が如く4 伝説を継ぐもの
- 関連タイトル:
龍が如く 見参!
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