日本一ソフトウェアが2009年内に発売を予定しているPS3用ソフト
「ラストリベリオン」に関し,
「刻印」「封魂」と呼ばれる独自の戦闘システムの概要が公開された。
以前お伝えしたように,本作では,一つの命を共有する「ナイン」「アイシャ」の二人の主人公を,状況に応じて切り替えつつ戦いを進めることになる。
“不死者”として蘇ったモンスターである“バルノゼルド”と渡り合うために重要となるのが,今回概要が明らかにされた「刻印」「封魂」の二つのシステムだ。
刻印は,相手のHPを削るための手段の一つ。バルノゼルドに対して剣による攻撃が決まると,その部位に“刻印”が刻み込まれる。刻印は,「刻印魔法」を用いたときのターゲットになるので,例えば,剣で複数の敵/部位に刻印することで,効率よくダメージを与えていけるわけだ。
前述のようにバルノゼルドは不死者なので,HPを0にしただけでは倒せない。数ターン後にはパワーアップした状態で息を吹き返してしまうので,その前に,アイシャ専用の「封魂」と呼ばれる行動をとることでトドメを刺そう。
なお,敵のHPが0になって行動不能状態に陥っているあいだに,ナイン専用の
「魔吸」コマンドを用いると,その敵からMPを吸収できる。ただし,封魂を行わずにいると敵の復活するリスクが高くなるので,ご注意を。
そのほか今回の発表では,キャラクター
「アルフレッド」「アーゼルライド」の背景や,
ジョン・ジュノ氏によるイラストなどが公開されている。
日本一ソフトウェアが放つ“王道的RPG”のリリースを心待ちにしている人は,下のリリース文に目をとおしてイメージを膨らませてみよう。
日本一ソフトウェアならではの
戦略性の高い独自の戦闘システム
ラストリベリオンの戦闘システムは、他のタイトルにはない独自の戦闘システムを導入しています。
ナインとアイシャは二人で一つの身体を共有しているため、互いに入れ替わることによって、戦闘をすすめていくことになります。
また二人が立ち向かうのは、バルノゼルド(不死者)であるため、物理的に攻撃するだけでは完全に倒すことができません。
魔法攻撃の際のターゲット部位へ「刻印」をつけたり、完全に行動不能にするために敵を「封魂」する、などの戦略が必要となります。
今回は、バルノゼルドと戦う上で欠かすことのできないシステム、「刻印」と「封魂」をご紹介いたします。
敵に刻みし、「刻印」 |
敵を完全に行動不能に!「封魂」 |
「刻印」と「封魂」――
二つの力を以って戦いに挑め!
冒頭あらすじ
“ナイン”は養い親の、ルオーヴィンの国王“アーゼルライド”に請われて、久しぶりに故郷の土を踏むこととなった。
群れるのをよしとせず、しがらみに捕らわれるのを何より嫌うナインであったが、養父の頼みとあっては無碍に出来ず、渋々王宮へと足を向ける。
が、そんな彼を待っていたのは、血のつながらない弟“アルフレッド”が、アーゼルライドに凶刃を振るう姿であった。
なぜ?
混乱のうちにナイン自身もアルフレッドの策に嵌り、致命傷を負う。
ナインの意識は急激に暗転し、茫漠たる闇へと吸い込まれていく。
しかし、命の灯を失いつつあるナインに、手を差し伸べる者が現れる。
澄んだ金髪とあふれる魔術の才を備えた女性“アイシャ”である。
ナインとはまた別に、アーゼルライド王に請われて王宮を訪れていたアイシャは、ナインの死が避けられないと見るや、ひとつの賭けにでる。
術者と対象の命を共有する禁術の実行――失敗すれば対象者ともども術者も滅びる術式であったが、アイシャは躊躇なく施し、見事成し遂げるのであった。
アイシャの術式を受け、落下を続けていたナインの意識は浮上を果たす。
義父の死、アルフレッドの裏切り、そして自身の死――混乱した意識を整理しようとするナインの前に、術式を終えたアイシャが現れ、昂然と告げる。
自身の命を既に失ったナインは、アイシャと命を共有することで、この世に存在し続けている。
魂を共有し二心同体となった今、現実世界に干渉できるのは、どちらか片方のみだと。
ナインが表に出ている際には、アイシャが特殊な精神空間“ヴァミノーゼルの部屋”にとどまり、逆にアイシャが表に出ている際にはナインが“ヴァミノーゼルの部屋”にとどまる必要がある。現実における1人分の居場所を、2人が入れ替わりながら占めていくのだ。
ナインは、暴走するアルフレッドを止め、彼の真意を確かめねばならない。
アイシャは、彼女の抱える目的のためにナインの能力がどうしても必要なのだと語る。
ナインとアイシャは、切り離すことの出来なくなった互いを相棒と認めふたつの目的を果たすべく、ひとつの魂で旅立つのだった。
キャラクター紹介
狂気に堕ちたナインの義弟
アルフレッド・フォーミリオ
ナインの義理の弟。ナイン同様、アーゼルライド王に養子として拾われ、義理の息子として育てられる。
ナインには劣るが、ブレイドとしての能力はなかなかのもの。
性格はナインと正反対のようで、真面目で一直線。
物語の序盤にて、アーゼルライド王とナインを手にかけるといった凶行に及ぶ。その真意はわからないが、何か目的があるよう。
魔道師であり、ルオーヴィンの王
アーゼルライド・ルオーヴィン
現ルオーヴィンの王にして、賢者とまで呼ばれた稀代の魔道師。かつて大国との戦争で、自国全てを覆う結界を張ったほどの、魔力をもっている。
ナインとアルフレッドを引き取り、ブレイドとして育てた。
物語の序盤にて、アルフレッドの狂気の前に倒れる。
エピソード紹介
命を共有する二人がアルフレッドを追い、見たものは――
アイシャの術式によって、この世に留まることとなったナイン。
二人は一つの身体に魂を共有し、行動をともにすることになる。
ナインは暴走するアルフレッドの真意を確かめるために。
アイシャは彼女自身の目的を果たすために。
それぞれの目的を抱えながら、二人は「アルフレッドがウル街に向かった」という情報をもとに、宮殿を後にする。
――ウル街、バルノゼルド工場跡。
かつては戦争の道具としてバルノゼルドを生み出し、繁栄していた工場。今では廃れてしまったこの工場跡では、最近女性のシールが次々と行方不明になる、という事件が起きていた。
アルフレッドはなんのために、この地を訪れたのか?
そんななか工場跡を探索していたアイシャとナインは、あるものを見つける。
それは巨大なシリンダーに入れられた、多くの女性シールたちの亡骸だった。
行方不明とされていたシールたちの変わり果てた姿に、二人は疑問を抱く。
一体誰がなんのために?
これもアルフレッドの仕業なのか?
アルフレッドの動きに、不穏な雰囲気を感じ取った、ナインとアイシャ。そんな二人の前に、ネクロマンサーが現れる―――
ゲストイラストレーター
ゲストイラストレーターによる美麗なイラストが「ラストリベリオン」を彩る!!
ラストリベリオンには、有名イラストレーターによるイラストがゲーム内に多く使用されています。イラストレーター氏が、それぞれの持ち味を生かし表現する「ラストリベリオン」。それらはゲーム内のさまざまな箇所に登場し、本タイトルを更に彩ります。
ジョン・ジュノ氏によるイラストを大公開!!
今回ご紹介するのは、ご存知韓国で大人気のイラストレーター・ジョン・ジュノ氏。
命をともにするナインとアイシャを表現した美しいイラストです。
ジョン・ジュノ
【代表作】「リネージュII」や弊社PSPソフト「ドラグナーズアリア 竜が眠るまで」のキャラクターデザインを担当。韓国で大人気のイラストレーター。
「ラストリベリオン」の壁紙が配信決定!!
ゲストイラストレーターによるイラストを使用した、壁紙が配信決定!!
PS storeにて無料配信予定ですので、要チェックです。
主題歌情報・公式サイト情報
OPテーマ
影山ヒロノブ氏による「ever last」
ラストリベリオンのOPテーマを歌い上げるのはアニメソング界では、その名を知らないものはいない「影山ヒロノブ」氏!
ラストリベリオンの世界観を表現した歌詞を影山氏ならではの歌唱力で歌い上げます。
Elements Gardenによる壮大な楽曲と、影山氏の力強いボーカルが、物語をより盛り上げます。
EDテーマ
霜月はるか氏による「最後の道標」
ラストリベリオンの物語を締めくくるEDテーマを歌うのは、透き通った歌声が魅力の「霜月はるか」氏!
OP同様、作曲は「Elements Garden」。
美しい楽曲にのせて、透明感のあるボーカルが物語を締めくくります。
ラストリベリオンの感動が、いつでもよみがえる楽曲となっています。
OP・EDともにCD発売が決定!!
Elements Garden
Elements Gardenとは、近年ゲーム業界等でもっとも勢いのある音楽クリエイターです。その幅広い楽曲は、多くのファンに支持されています。
Elements Garden公式サイト
http://www.elements-garden.com/
「ラストリベリオン」公式サイト オープン
「ラストリベリオン」の公式サイトがオープンいたしました!キャラクターや戦闘システムの紹介や、影山氏によるOPテーマも試聴可能です。
今後も随時、更新予定ですので要チェックです。
「ラストリベリオン」公式サイト
http://nippon1.jp/consumer/lastrebellion/