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【RAM RIDER】「ゲームが好き? なら,ワンフェスへ行こう!」
RAM RIDER / アーティスト / 音楽プロデューサー
RAM RIDER「明日なにあそぶ?」公式サイト:https://ramrider.com/ |
第6回:「ゲームが好き? なら,ワンフェスへ行こう!」
さてさっそくですが,去る2024年2月11日,幕張メッセで開催された「ワンフェス」こと「ワンダーフェスティバル2024[冬]」へ行ってきました。ワンフェスはプロ,アマチュアを問わず,それぞれが腕によりをかけて製作したキットを持ち寄って展示・販売するというイベント。年2回の開催ですが,フィギュア好きとして可能な限り参加している大好きなイベントです。
ワンダーフェスティバル実行委員会と共に主催をしている海洋堂はもちろん,グッドスマイルカンパニーやマックスファクトリーといった大手の新作から,同人作家や個人の造形師が情熱を込めて創り上げたオリジナルキャラクター,そしてニッチな版権物まで1日では見切れないほどの展示を楽しめます。とくに今年はアマチュア作品を楽しめる一般エリアの比率を大幅に上げた,とのことで,毎回そのエネルギーに当てられてる身としては相当気合を入れて参加してきました。
まずは一般ブース。今年は歴代最多の2000組の参加とのことでジャンルも手法も多彩。DAICON FILM時代の庵野秀明監督をモチーフにしたフィギュアや,つげ義春の「ねじ式」を漫画の世界観のまま立体化した作品など、目の付け所にうならされる作品がとにかく多く,それまで「欲しい」とすら思ったことのなかった作品と出会い,その瞬間に物欲を刺激されるという,稀有な体験ができます。
「北斗の拳」のラオウと黒王号の騎馬像も素晴らしかった。今すぐ集英社の正面玄関に設置していただきたいほどの迫力とクオリティでした。ここでは紹介し切れないですがオリジナル作品にも惹かれるものが多く,まるでどこかのMSのような仕立ての「機動戦士アルパカ」などユニークなパッケージのものも。
4時間ほどかけて一般ブースをすべて回り(といってもすべての通路をちゃんと歩いてみる,が限界!),企業ブースへ。企業ブースでは新製品はもちろん,すでに企画や原型のみが発表されていたフィギュアの進捗確認などもできます。僕はだいたい夏冬を通してクオリティをチェックして購入することが多く,今回もたくさんのキャラクターに色が付いたり,発売時期や価格が発表されたりしているのを確認しました。
そしてとりわけ,ゲームのフィギュアはテンションが上がります。自分が何十時間もかけて操作したキャラクターや手こずって何度もコンテニューして倒した敵キャラがリアルな質感,立体感をもって目の前に現出するわけです。眺めているだけでゲームの思い出が蘇り,またあの世界に戻りたくなる……そんな感覚が味わえるのでとてもオススメです。
4Gamerにもすでにたくさんの写真が載った記事が掲載されていますので,そちらもぜひ。次回「ワンダーフェスティバル2024[夏]」は,同じく幕張メッセで7月28日開催! 今から楽しみです。
「ブルアカ」「アズレン」「アークナイツ」など,フィギュアもYostarタイトルが人気!「ワンダーフェスティバル2024[冬]」フォトレポート
ワンダーフェスティバル実行委員会/海洋堂が主催する,造形・フィギュアの祭典「ワンダーフェスティバル2024[冬]」が,2024年2月11日に千葉の幕張メッセで開催された。「ブルアカ」や「アズレン」「NIKKE」など,人気ゲームのフィギュアも展示されていたイベントの様子を写真メインで紹介しよう。
■■RAM RIDER(アーティスト / 音楽プロデューサー)■■ 「龍が如く8」(PC / PlayStation 5 / Xbox Series X S / PlayStation 4 / Xbox One)のゲーム内で楽しめる,TBSラジオ「アフター6ジャンクション2」とのコラボオリジナル番組でサウンドプロデューサーを務めたRAM RIDER氏。今年は11月あたりに何かをするべく,いろいろと準備をしているそうです。 |
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