ムービー
プレス向け体験会で遊べた,TGSにプレイアブル出展予定の「PlayStation Move」対応ソフト9作品/10本のプレイムービーを4Gamerに掲載
まずは,PlayStation Moveについて軽くおさらいしておこう。「PlayStation Move」(以下,Move)は,PlayStation 3用のUSBカメラ「PlayStation Eye」(以下,PS Eye)と連携して利用するモーションコントローラだ。
3軸のジャイロセンサー/加速度センサー/地磁気センサーといった三つのセンサーを搭載し,さらにPS Eyeがスフィア(光球)の動きを読み取ることで,高精度な位置の検知が可能となっている。バッテリーは,リチウムイオン充電池を内臓しており,標準のコントローラと同様にUSBケーブルで充電できる。また,振動機能にも対応している。
ゲームパッドを片手で持つのはどうも……と正直思うが,片手用に開発されたナビゲーションコントローラであれば,よりスマートにゲームがプレイできるだろう。
さて,今回行われたプレス体験会では,体験会としては初の出展となるタイトルを含めて,東京ゲームショウ2010にもプレイアブル出展される予定の11作品の試遊ができた。本稿では,出展されていた11タイトルを紹介すると共に,試遊会の時間内にプレイできた9作品について,プレイ動画を掲載していこう。
なお発表会のレポートについては,別途記事を掲載する。また,掲載ムービーは音声をカットしているので,あらかじめご了承を。
■無限回廊 光と影の箱
あの「無限回廊」が,Move専用タイトル「無限回廊 光と影の箱」として2010年11月18日に発売(予定)される。価格は3980円(税込)。
画面を見る角度によって生まれる,だまし絵のような世界観が楽しい「無限回廊」。その最新作では,モーションコントローラを懐中電灯に見立てて,画面内のステージを照らすというプレイスタイルになっている。光を照らすということは,当然,後ろの壁に影が映し出されるのだが,本作の主人公の“影”は,こうしてできた影の上を移動してゴールに向かうのである。
プレイヤーは,モーションコントローラーを動かして,光を当てる方向を変え,うまく道(影)を繋げたり,さまざまな仕掛けを作動させたりしながらゴールを目指すことになる。どんなルートが作れるのか,影を眺めながら試行するというシンプルなゲーム性の本作だが,ヒラメキがうまく正解に合致したときは,パズル特有の気持ち良さがあるだろう。ステージは全部で100個用意されており,ボリュームも十分といったところ。
さらに,プレイヤーによるオリジナルステージも作成可能で,オンライン上でのシェアも可能となっているので,ステージも無限というわけだ。なお,ほかのプレイヤーが作ったオリジナルステージを評価することも可能だ。
■フリフリ! サルゲッチュ
「サルゲッチュ」シリーズの最新作「フリフリ! サルゲッチュ」が,Move専用タイトルとして2010年内に発売予定だ。
ファーストパーソン視点となった本作では,モーションコントローラーをさまざまなガチャメカに見立てて操作し,ピポザル達をゲッチュしていく体感アトラクション型のゲームになっている。まだまだ情報の少ない本作だが,シリーズファンは続報を楽しみに待とう。
■バイオハザード5 オルタナティブエディション
2010年2月18日に発売された,カプコンのサバイバルホラー「バイオハザード5 オルタナティブエディション」を,すでにプレイした人は多いだろう。当初から,Moveへの対応が謳われていた本作だが,10月21日のMove発売を前に,9月中旬に予定されている無料アップデートで対応が行われる。
なお,PS3をオンライン環境に繋いでいない場合は,「PlayStation Move オムニバス体験版」に収録されている「バイオハザード5 Alternative Edition Move対応用アップデートデータ」をインストールすることでも利用可能になる(関連記事)。
Moveによる直感的な操作で,よりゲームの世界に没入できるという本作。そのプレイフィールの大きな違いを考えれば,もはや別ゲームと言っても良さそうだ。
ちなみに,「こちら」の記事で紹介したように,10月21日にMoveと本作が同梱された「PlayStation Move バイオハザード5 Alternative Edition スペシャルパック」が発売されるので,本作とMoveを同時に購入しようかと考えていた人は,そちらにも注目しよう。
■BIG 3 GUN SHOOTING
バンダイナムコゲームスが,2010年10月21日にMoveと同時発売する「BIG 3 GUN SHOOTING」。本作は,「デッドストームパイレーツ」「タイムクライシス レイジングストーム」「タイムクライシス4 アーケード バージョン」といった三つのシューティング作品がセットで収録されたタイトルだ(関連記事)。
今回の体験会では,「デッドストームパイレーツ」がプレイできたのだが,モーションコントローラには,シューティングアタッチメントが付けられており,そのプレイフィールはまさにアーケードゲームそのもの。
照準を敵に向けたときの反応も早く,直感的なシューティングが存分に楽しめた。Moveとアーケードのシューターゲームとの相性はかなり良さそうだ。もちろん,本作をプレイするときは,シューティングアタッチメントの使用をお勧めしたい。
タイムクライシス レイジングストーム |
タイムクライシス4 アーケード バージョン |
なお,価格は6279円(税込)のほか,本作とMoveが同梱された「PlayStation Move BIG 3 GUN SHOOTING パーフェクトパック」も発売されるので,そちらも確認しておこう。
- 関連タイトル:
PlayStation Move モーションコントローラー
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無限回廊 光と影の箱
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街スベリ
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