Take-Two Interactive Japanは,東欧からやって来たニコ・ベリックが,リアルに描かれた架空の街“リバティーシティ”を舞台に裏社会でのし上がっていくクライムアクション,
「グランド・セフト・オートIV」(
PlayStation 3/
Xbox 360)(以下,GTA IV)の追加DLC第2弾
「グランド・セフト・オート: バラッド・オブ・ゲイ・トニー」日本語版と,すでに配信が決定しているDLC第1弾
「グランド・セフト・オートIV: ザ・ロスト・アンド・ダムド」日本語版をともに収録したパッケージ,
「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」(
PlayStation 3/
Xbox 360)を,
今夏発売すると発表した。
なお,パッケージ版「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」のプレイには,「GTA IV」本体は必要ない。
DLC第1弾「グランド・セフト・オートIV: ザ・ロスト・アンド・ダムド」は,本編の主人公ニコではなく,バイクギャング「ザ・ロスト」の幹部
「ジョニー・クレビッツ」の視点で描かれる,リバティーシティでのストーリーだ。
◆「ザ・ロスト・アンド・ダムド」:Prologue
ザ・ロスト・アンド・ダムド」ではプレイヤーは非情なバイクギャング「ザ・ロスト」の幹部、ジョニーとしてリバティーシティを駆け抜ける。
全ては背中に背負ったクラブの看板のため、そしてリーダーのビリー・グレイのため、とジョニーは「ザ・ロスト」のリバティーシティ支部を運営するための資金画策に奔走する。
しかし、更生施設からビリーが戻ったとたん、クラブは殺戮と放蕩に明け暮れるようになり、気が付くとジョニーはライバルギャングと、暴力と汚職によって引き裂かれた街の覇権を争う、縄張り抗争のまっただ中に立たされていた。
果たして彼とその仲間達は生き残ることができるのだろうか?
ジョニー(左)とビリー(右)。変わらないビリーと、変わろうとするジョニーの対立はやがて亀裂となり・・・
![画像集#004のサムネイル/「GTA IV」追加DLC2本を収録したパッケージ「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」がPS3とXbox 360に今夏上陸](/games/106/G010621/20100226011/TN/004.jpg) |
海外では2009年10月に配信されていたDLC第2弾「グランド・セフト・オート:バラッド・オブ・ゲイ・トニー」だが,その日本語版がいよいよ登場することになる。
こちらは,リバティーシティを舞台に,伝説的なナイトクラブのオーナー“トニー・プリンス”(別名,ゲイ・トニー)の,アシスタントで用心棒を務める
「ルイス・ロペス」が主人公として登場し,リバティーシティで生まれ育ったルイスが,身内や友人との間に生じる軋轢に立ち向かうストーリーが展開するといった内容になっている。
◆「バラッド・オブ・ゲイ・トニー」:Prologue
「バラッド・オブ・ゲイ・トニー」はリバティーシティに過剰なまでの戦い、派手さ、残酷さを吹き込む物語だ。
伝説的なナイトクラブのオーナーである、トニー・プリンス(別名:ゲイ・トニー)の常駐アシスタントかつ時に用心棒を勤める、ルイス・ロペスとして、プレイヤーはすべての人間が金のために生き、誰が真実で誰が偽者なのかの判断も付かないこの街で、身内や友人との間に生じる軋轢に立ち向かっていくことになる。
ルイスも、「TLAD」の主人公ジョニーと同じく、このリバティーシティで生まれ育った人間である。
余所者であったニコのような不自由さは取り払われ、呼吸をするように自由に、この街を歩き回れるだろう。
トニー(左)とロペス(右)。ロペスは、金で人が動く不確かな世界に、葛藤を抱えつつ向き合うことになる
![画像集#006のサムネイル/「GTA IV」追加DLC2本を収録したパッケージ「グランド・セフト・オート: エピソード・フロム・リバティーシティ」がPS3とXbox 360に今夏上陸](/games/106/G010621/20100226011/TN/006.jpg) |
いずれも,DLCとは思えない充実した内容に仕上がっているとのことで,期待が高まるばかりだ。「グランド・セフト・オートIV: ザ・ロスト・アンド・ダムド」日本語版の配信が発表された際に(
関連記事),Xbox 360のみという情報しかなかったためヤキモキしていた人も多かったとは思うが,PS3でもDLC2本が遊べることが明らかになったのは朗報と言えるだろう。