Tt eSPORTSブランドのヘッドセット「SHOCK One」とバッグ，さらに変わり種のゲーマー向けグローブが9月28日に発売

　日本サーマルティクは，ゲーマー向け周辺機器ブランド「Tt eSPORTS」のワイヤードヘッドセット「Tt eSPORTS SHOCK One」（以下，SHOCK One）とバッグ「Tt eSPORTS Battle Dragon Bag」，そして「Tt eSPORTS Gaming Glove」なるグローブ（！）を2011年9月28日に発売すると発表した。予想実売価格は順に9980円前後，6980円前後，980円前後となっている。

Tt eSPORTS SHOCK One

Tt eSPORTS Battle Dragon Bag

Tt eSPORTS Gaming Glove

Tt eSPORTS SHOCK One

　SHOCK Oneは，既存製品であるワイヤードヘッドセット「Tt eSPORTS SHOCK」（以下，SHOCK）の上位モデルだ。最大の特徴は，DTSの「DTS Surround Sensation」による，バーチャル5.1chサラウンドサウンド機能をサポートしていること。下位モデルのSHOCKだと，純然たるアナログ接続の2chヘッドセットだが，バーチャルサラウンド機能の追加に合わせて，SHOCK OneではUSB接続になっているのもポイントである。

　直径40mmのスピーカードライバーを搭載している点や，大柄な見た目など，ヘッドセット本体の仕様はSHOCKと共通のようだ。ただ，SHOCKの場合はイヤーパッドが布製だけだったのに対し，SHOCK Oneでは合皮製のものも付属し，好みに合わせて付け替えられるようになっている。このあたりは上位モデルらしいところだ。
　というわけで，基本的には，「SHOCKがUSB接続に対応し，さらにDTSベースのバーチャルサラウンドに対応した」という理解でいいだろう。SHOCKの実勢価格が5000円前後（※2011年9月27日現在）と安価なだけに，どうしても割高感は拭えないが，貴重なDTS対応ヘッドセットとして，一定のニーズはありそうである。


●SHOCK Oneの主なスペック

• 基本仕様：USB接続ワイヤードタイプ
• 本体サイズ：未公開
• 重量：未公開
• ケーブル長：3m
• 接続インタフェース：USB
• 搭載ボタン/スイッチ：ボリューム調整，ミュートボタン
• 主な付属品：未公開
• 予想実売価格：9980円前後
• 発売日：2011年9月28日

《ヘッドフォン部》

• 周波数特性：20Hz〜20kHz
• 感度：114dB±3dB
• インピーダンス：32Ω
• スピーカードライバー：直径40mm

《マイク部》

• 周波数特性：100Hz〜10kHz
• 感度：-45dB±3dB
• インピーダンス：2.2kΩ
• 指向性：未公開
• ノイズキャンセリング機能：あり

Tt eSPORTS Battle Dragon Bag

　ポリエステルとナイロンからなる，サイズ350（W）×570（D）×250（H）mmのバッグだ。バックパックスタイルで背負えるほか，ストラップを利用して肩掛けしたりや，上部と側面に付いているハンドルを握って手提げにしたりもできる。

　ゲーマー向けというだけあって，マウスやキーボード，ヘッドセットなどをLANパーティへ持って行くことに注力されており，仕切りやポケットが多めに用意されているのが特徴だ。日本国内でLANパーティが開催されることはまれだが，最近はオンラインFPSのネットカフェイベントなどが増えてきているので，ゲーマー向け周辺機器を持ち出すことの多い人は持っておくと便利かもしれない。

Tt eSPORTS Gaming Glove

　「Gaming Glove」という製品名がそのまま指すとおり，ゲーマー向けとされるグローブである。
　……と述べたところで，「ゲームをするのに手袋はいるの？」と大きな疑問符が頭に浮かぶ人も多いと思うが，Tt eSPORTSによれば，手のひら部分に用意されたゲル状パッドによって，疲労軽減とグリップ力向上の効果が得られるそうだ。

　グローブの形状はオープンフィンガータイプで，右手専用。ただ，サイズはMとLが同価格で用意されており，よりフィットするほうを選択できるようになっている。
　ほかにあまり見ないタイプの製品なので，どれほど実用的かは予想がつかないものの，ちょっと面白いアイテムなのは間違いない。

Tt eSPORTS SHOCK One

Tt eSPORTS Battle Dragon Bag

Tt eSPORTS Gaming Glove