任天堂 岩田社長が「とびだせ どうぶつの森」の生産状況を動画で説明。期間限定の企画は，ソフト普及後にも再度実施される見込み

　2012年11月8日に発売されたニンテンドー3DS用ソフト「とびだせ どうぶつの森」の品薄状態が続いている。そんな現在の状況を任天堂の代表取締役社長 岩田 聡氏が動画で直接説明するというコンテンツが本日（2012年11月30日）公開された。

「とびだせ どうぶつの森」生産に関するお知らせ（動画）

　岩田氏によれば，品薄となっている原因は，「とびだせ どうぶつの森」が，ほかの3DS用ソフトとは異なり，SLC（Single Level Cell）という，非常に高速な書き込みが可能で耐久性も高い一方，高価で流通量も多くないNAND型フラッシュメモリを実装したROMカードを使用しているためだという。発売前に立てられた予測に対して一定量の余裕を持った部品が先行手配されていたが，本作の販売推移を予想を遙かに上回ったため，現在のような品薄状態になったというわけだ。

　現在，パッケージ以外で「とびだせ どうぶつの森」を入手するには，以下の3つの方法がある。「パッケージにこだわらないから今すぐ手に入れたい」という人は，検討してみよう。

• ダウンロードカードを購入し，ニンテンドーeショップからダウンロード
• オンラインショップでダウンロード番号を購入し，ニンテンドーeショップからダウンロード
• ニンテンドーeショップから直接購入

　なお，あらかじめ「とびだせ どうぶつの森」がSDカードに保存されている「ニンテンドー3DS LL とびだせ どうぶつの森パック」（関連記事）についても，現在増産を行っており，12月中旬から年末にかけて供給される予定だという。
　また，「こちら」でお伝えしたような期間限定の配信プレゼントは，ソフトが十分に普及したと思われるタイミングで，再度行われる予定とのことだ。

「とびだせ どうぶつの森」公式サイト