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お客さんの投票で接客No.1を決める“アドアーズ接客総選挙”。池袋で開催された「第6回 接客サービスコンテスト」レポートを掲載
全国にアミューズメント施設を展開するアドアーズから,選りすぐりのスタッフが池袋に集結。一般のお客さんを相手に接客し,そのお客さんの投票でNo.1スタッフが決まるという形式で行われた,このコンテストの模様をレポートしていこう。
このコンテストは,「Create Happiness」をテーマに掲げる同社で勤務するスタッフの,接客スキルを競うというもの。全国の店舗から,接客能力の高いスタッフをお客さんの投票によって1〜2名ずつ選出。2012年12月20日に行われた予選審査会を経て,勝ち残った精鋭15名がこの最終審査会に進出した。
最終審査となるこの日は,アドアーズ サンシャイン店の店頭で,一般のお客さんや,その中に混じった審査員へ実際に接客を行い,投票によって優勝者を決めるという形で行われた。ロールプレイ形式で行われるほかのコンテストとは,その点で一線を画する方式といえる。
つまり審査の機会が平等に訪れるわけではないため,スタッフに対して公平な審査とはいえなのではないか,という見方はあるものの,アドアーズによると,この何かしらの形でお客さんの目に止まることが投票につながるという部分も,スキルの一つとして考えているとのことである。
今回で6回目となる当コンテストが行われたアドアーズ サンシャイン店は,同社が運営する店舗の中でもフラグシップ的な基幹店舗であり,当日(1月18日)は平日でありながら,多くのお客さんが出入りしていた。
エントリーしたスタッフ15名は2つのグループに分かれ,1階のプライズコーナーと2階のメダルコーナーを,時間ごとに交代しながら接客を行った。
お客さんに対するあいさつや笑顔での応対はもちろんだが,プライズコーナーでは,お客さんの希望によるプライズマシン内の景品の移動や,取った景品を入れるための袋を渡すといったサービス,景品の取り方をアドバイスするなどの接客が中心となっていた。また一方のメダルコーナーでは,このコンテスト専用の体験台として用意されたスロットマシンなどで,ゲームのルール説明や楽しみ方をレクチャーするといった光景が見られた。
今回,全国の店舗から集まった精鋭スタッフが接客していたこともあり,さらにこれまでのコンテストで上位入賞したスタッフが,当コンテストの運営サポートとして詰めていたとのことで,フロアの雰囲気は普段以上に活気あるものとなっていたのが印象的だ。
かといって,コンテストを意識せず普通に遊んでいるお客さんに対しては,過剰に話しかけるようなことをせず,自分を必要とするお客さんをいかにして見つけ,声をかけるべきタイミングを見計らうかが重要なのだという。
店頭には最終審査のために,無料のプライズ台も設置された。こうして接客する機会を増やすことで,投票へとつなげている |
メダルフロアではお客さんとコミュニケーションするスタッフの様子が多く見られた。スタッフによってジャンルによる得手不得手がある人もいるそうだ |
また今回最終審査に残った15名のうち,アドアーズの正社員は3名のみで,ほか3名は社員格のアルバイト,残り9名はアルバイトだというのも興味深いところだった。アルバイトのスタッフは一番お客さんに近い現場で働いているから,というのもあるのだろうが,同社のアルバイトへの教育が徹底されていることもうかがえる数字である。接客スキルの高いスタッフには,各店舗で固定のファンがつくこともあるそうで,最終審査会にまでわざわざやってきて,投票していくこともあるのだそうだ。
こうして約2時間にわたる店頭でのコンテストが行われ,お客さんと審査員による投票の総合によって,チャンピオンが決定した。
栄えある最優秀賞に輝いたのは,アドアーズ千葉店の吉澤泰介さん。2位にはアドアーズサンシャイン店の金川明央さん,3位にはアドアーズ川越店の豊田 歩さんと,アドアーズ蒲田西口B館の大野あおいさん,そして審査員特別賞にアドアーズ立川店の五十嵐妙香さんがそれぞれ選ばれた。
もし近隣にアドアーズの店舗があるならば,ぜひ足を運んでみて,入賞者達の折り紙付きの接客を受けてみるのもいいのではないだろうか。
2位のアドアーズサンシャイン店・金川明央さん |
3位のアドアーズ川越店・豊田 歩さん |
3位のアドアーズ蒲田西口B館・大野あおいさん |
審査員特別賞のアドアーズ立川店・五十嵐妙香さん |
アドアーズ公式サイト
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