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MSI,GeForce RTX 20と第9世代Coreプロセッサ搭載の薄型デスクトップPC「Trident X」を披露
これは,MSIが中国・深圳市にある同社工場で行ったものだ。Trident X自体は10月上旬に世界市場へ向けて発表済みだが,既存のゲーマー向け薄型デスクトップPCである「Trident 3」のデザインコンセプトを継承しながら筐体を大型化することで,最新のハイエンドGPUやCPUを搭載して性能を大きく向上させた製品となっている。
MSIによると,税別のメーカー想定売価は2699ドルから。世界市場における発売時期は2018年11月末とのことだ。
気になる具体的なサイズは,縦置き時に約129.74(W)
また,右側面に取り付けるパネルとして,不透明のパネルとガラスパネルの2種類が付属しており,ユーザーは好みに合わせてどちらかを取り付けて使えるとのこと。ガラスパネルは,PC内部のLEDイルミネーションを見せるのに役立つだけでなく,後端を軸にして横方向に開けることも可能で,内部へのアクセスが楽になる利点もあるそうだ。
高いスペックを薄型の筐体に詰め込んでいるので,相応に高価な製品となるのは間違いないだろうが,薄型デスクトップPCにGeForce RTX 20シリーズを詰め込んだTrident Xに惹かれる人は少なくないのではなかろうか。適正な価格で登場すれば,国内でも話題になりそうだ。
●Trident Xの主なスペック
- CPU:第9世代Coreプロセッサ
・Core i7-9700K(8C8T,定格3.6GHz,最大4.9GHz,共有L3キャッシュ容量12MB)
・Core i9-9900K(8C16T,定格3.6GHz,最大5GHz,共有L3キャッシュ容量16MB) - チップセット:Intel Z370
- メインメモリ:PC4-21300 DDR4 SDRAM×2,最大32GB
- グラフィックス:GeForce RTX 20シリーズ搭載カード
・GeForce RTX 2070(グラフィックスメモリ容量8GB)
・GeForce RTX 2080(グラフィックスメモリ容量8GB)
・GeForce RTX 2080 Ti(グラフィックスメモリ容量11GB) - ストレージ:SSD(M.2接続,最大1基),HDD(Serial ATA接続,最大2基)
- 無線LAN:IEEE 802.11ac+Bluetooth 4.2(※「Intel Dual Band Wireless」とされる)
- 有線LAN:1000BASE-T(Intel「I219-V」)
- 外部インタフェース:USB 3.1 Gen.2 Type-A×1,USB
3.1 Gen.2 Type-C×1, USB 3.1 Gen.1 Type-A×2,USB 2.0 Type-A×2,DisplayPort 1.2出力×1,HDMI 1.4出力×1,3極3.5mmミニピン×5(※ヘッドフォン出力,およびマイク入力用),角型光デジタル出力×1など - 電源:内蔵 450W 80Plus Bronze,650W 80Plus Gold
- 公称本体サイズ:129.74(W)×382.73(D)×396.39(H)mm
- 公称本体重量:6.55kg(通常型サイドパネル時),9.5kg(ガラスパネル時)
- OS:64bit版Windows 10 Home
MSIのTrident X製品情報ページ(英語)
- 関連タイトル:
G Series
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