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MSI,300Hz駆動パネル搭載ゲーマー向けノートPC「GS66 Stealth」など新製品を披露
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印刷2020/04/08 19:55

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MSI,300Hz駆動パネル搭載ゲーマー向けノートPC「GS66 Stealth」など新製品を披露

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2020年4月8日,MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータージャパン(以下,MSI)は,東京・秋葉原で新品説明会を行い,4月3日に発表となったゲーマー向けの新型ノートPCを披露した。新製品はいずれも,開発コードネーム「Comet Lake-H」ことノートPC向け第10世代Coreプロセッサを搭載するのに加えて,上位シリーズではGPUにノートPC向け「GeForce RTX 2080 SUPER」や「GeForce RTX 2070 SUPER」(関連記事)を採用するのが特徴となっている。
本稿では,MSIがとくにおすすめだという15.6インチサイズの薄型ノートPC「GS66 Stealth」を中心に,概要を紹介しよう。


GS66 Stealth


 MSIによると,最近のeスポーツ大会は,Core i7+GeForce RTX 2070搭載PCと,最大リフレッシュレート240Hz表示対応の液晶パネルを採用したディスプレイという環境で行われることが多いそうだ。 そのため,今回発表となった新型ノートPCのうち,とくに上位モデルではこれらの要素を満たす製品となっているという。

新製品には,eスポーツ大会の機材における主要な要素を盛り込んだという
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 また,エントリー市場向けのモデルでも120Hz表示に対応した液晶ディスプレイを搭載するなど,全体的にスペックが向上しているとのことだ。

 そうした新製品の1つであるGS66 Stealthは,解像度が1920×1080ドットで,垂直最大リフレッシュレート300Hz表示に対応した液晶パネルを採用するのが見どころとなる。

最大垂直リフレッシュレート300Hz表示対応の15.6インチ液晶ディスプレイを搭載したGS66 Stealth
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 300Hz表示を生かせるゲームは,「Counter-Strike: Global Offensive」や,「Overwatch」といった一部のeスポーツ向けタイトルに限られるが,「Blur Busters UFO Motion Tests」における,300Hz表示と150Hz表示,および75Hz表示の様子を見比べて見てもその差がはっきりと分かる。


 折り畳んだときの薄さが19.8mmという薄型筐体を採用するGS66 Stealthだが,最上位モデル「GS66 Stealth 10SGS 020JP」の場合,CPUに最大5.3GHz駆動で8コア16スレッド対応の「Core i9-10980HK」を,GPUにはノートPCの向け「GeForce RTX 2080 Super Max-Q」を搭載するなど,非常に高いスペックを備えている。

19.8mmという薄さの筐体に,Core i9-10980HKとGeForce RTX 2080 Super Max-Qを搭載可能だ
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 高性能なCPUとGPUを冷却するために,冷却機構には同社独自の「Cooler Boost Trinity+」を採用する。3基のファンとヒートパイプを組み合わせた構造は,従来製品と変わらないが,ヒートパイプの配列を見直すことで冷却性能が向上しているとのことだ。

GS66 Stealthの内部。3基の薄型冷却ファンとヒートパイプを組み合わせた冷却機構であるCooler Boost Trinity+を採用する
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GS66 Stealthは,航空機のバッテリー持ち込み制限に近い99.9Whrという大容量バッテリーを搭載(左)。底面を開けただけでメモリやストレージにアクセスが可能となっている(右)
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GE66 Raider


 説明会の会場には,国内未発表である新型ノートPC「GE66 Raider」の試作機を展示していた。

GE66 Raider
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 こちらもGS66 Stealthと同じく,MSIノートPCにおける上位モデルに位置しており,ハイエンド向けプロセッサや,垂直最大リフレッシュレート300Hz表示に対応した液晶パネルを搭載できるという(※詳細なスペックは未公開)。薄型ノートPCであるGSシリーズと比べて,筐体の厚みに余裕があるため,冷却機構はより大型の「Cooler Boost 5」を採用するそうだ。

新設計の筐体を採用するGE66 Raider。本体後方に電源コネクタやビデオ出力インタフェースを集めたところは,ハイエンド市場向けモデルであるGTシリーズと似ている
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 また,GEシリーズは,派手なLEDイルミネーションも特徴の1つなのだが,GE66 Raiderではキーボードの手前側にもLEDを搭載しており,より目を引く外観となっている。本製品は5月中の発売を見込んでいるそうで,今後あらためて詳細を発表するとのことだ。

GE66 Raiderは,キーボードの手前側にもLEDイルミネーションを搭載。LEDの発光色やイルミネーションのパターンは,SteelSeries製の設定ソフトウェア「SteelSeries Engine」から変更可能だ
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GE75 Raider,GF65 Thin,GF75 Thin


 発表会場で見かけたそのほかのゲーマー向けノートPCも簡単に紹介しよう。

 「GE75 Raider」は,17.3インチサイズの液晶ディスプレイを搭載するノートで,筐体は従来製品と同じだが,CPUをCore i9-10980HK,GPUをGeForce RTX 2070 SUPERに刷新したのが変更点となる。

GE66 Raiderは,キーボードの手前側にもLEDイルミネーションを搭載。LEDの発光色やイルミネーションのパターンは,SteelSeries製の設定ソフトウェア「SteelSeries Engine」から変更可能だ
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 「GF65 Thin」は,エントリー市場向けの製品シリーズであるGFシリーズの15.6インチモデルだ。従来のGFシリーズでは,GPUに「GeForce GTX 1660」や「GeForce GTX 1650 Ti」を搭載していたのだが,GF65 Thinでは「GeForce RTX 2060」を採用と,パワーアップしたのがポイントである。

GF65 Thin
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 MSIは,前世代における同クラスの製品と比べて,新製品にはワンランク上のGPUを採用しており,性能を底上げしている」とアピールしている。それでいて,税込18万円前後という比較的手に取りやすい価格を実現しているのも見どころと言えよう。

GF75 Thin
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 最後に紹介する「GF75 Thin」は,GF65 Thinと同じGFシリーズの17.3インチモデルとなる。垂直最大リフレッシュレート120Hz表示対応の17.3インチ液晶ディスプレイと,Core i7-10750HおよびGeForce GTX 1650 Ti採用を採用しつつ,税込19万円前後という価格が見どころだ。

MSI公式Webサイト

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    G Series

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