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MSI,300Hz駆動パネル搭載ゲーマー向けノートPC「GS66 Stealth」など新製品を披露
本稿では,MSIがとくにおすすめだという15.6インチサイズの薄型ノートPC「GS66 Stealth」を中心に,概要を紹介しよう。
GS66 Stealth
MSIによると,最近のeスポーツ大会は,Core i7+GeForce RTX 2070搭載PCと,最大リフレッシュレート240Hz表示対応の液晶パネルを採用したディスプレイという環境で行われることが多いそうだ。 そのため,今回発表となった新型ノートPCのうち,とくに上位モデルではこれらの要素を満たす製品となっているという。
また,エントリー市場向けのモデルでも120Hz表示に対応した液晶ディスプレイを搭載するなど,全体的にスペックが向上しているとのことだ。
そうした新製品の1つであるGS66 Stealthは,解像度が1920×1080ドットで,垂直最大リフレッシュレート300Hz表示に対応した液晶パネルを採用するのが見どころとなる。
300Hz表示を生かせるゲームは,「Counter-Strike: Global Offensive」や,「Overwatch」といった一部のeスポーツ向けタイトルに限られるが,「Blur Busters UFO Motion Tests」における,300Hz表示と150Hz表示,および75Hz表示の様子を見比べて見てもその差がはっきりと分かる。
折り畳んだときの薄さが19.8mmという薄型筐体を採用するGS66 Stealthだが,最上位モデル「GS66 Stealth 10SGS 020JP」の場合,CPUに最大5.3GHz駆動で8コア16スレッド対応の「Core i9-10980HK」を,GPUにはノートPCの向け「GeForce RTX 2080 Super Max-Q」を搭載するなど,非常に高いスペックを備えている。
高性能なCPUとGPUを冷却するために,冷却機構には同社独自の「Cooler
GE66 Raider
説明会の会場には,国内未発表である新型ノートPC「GE66 Raider」の試作機を展示していた。
こちらもGS66 Stealthと同じく,MSIノートPCにおける上位モデルに位置しており,ハイエンド向けプロセッサや,垂直最大リフレッシュレート300Hz表示に対応した液晶パネルを搭載できるという(※詳細なスペックは未公開)。薄型ノートPCであるGSシリーズと比べて,筐体の厚みに余裕があるため,冷却機構はより大型の「Cooler Boost 5」を採用するそうだ。
また,GEシリーズは,派手なLEDイルミネーションも特徴の1つなのだが,GE66 Raiderではキーボードの手前側にもLEDを搭載しており,より目を引く外観となっている。本製品は5月中の発売を見込んでいるそうで,今後あらためて詳細を発表するとのことだ。
GE75 Raider,GF65 Thin,GF75 Thin
発表会場で見かけたそのほかのゲーマー向けノートPCも簡単に紹介しよう。
「GE75 Raider」は,17.3インチサイズの液晶ディスプレイを搭載するノートで,筐体は従来製品と同じだが,CPUをCore i9-10980HK,GPUをGeForce RTX 2070 SUPERに刷新したのが変更点となる。
「GF65 Thin」は,エントリー市場向けの製品シリーズであるGFシリーズの15.6インチモデルだ。従来のGFシリーズでは,GPUに「GeForce GTX 1660」や「GeForce GTX 1650 Ti」を搭載していたのだが,GF65 Thinでは「GeForce RTX 2060」を採用と,パワーアップしたのがポイントである。
MSIは,前世代における同クラスの製品と比べて,新製品にはワンランク上のGPUを採用しており,性能を底上げしている」とアピールしている。それでいて,税込18万円前後という比較的手に取りやすい価格を実現しているのも見どころと言えよう。
最後に紹介する「GF75 Thin」は,GF65 Thinと同じGFシリーズの17.3インチモデルとなる。垂直最大リフレッシュレート120Hz表示対応の17.3インチ液晶ディスプレイと,Core i7-10750HおよびGeForce GTX 1650 Ti採用を採用しつつ,税込19万円前後という価格が見どころだ。
MSI公式Webサイト
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