49型で横5Kのウルトラワイドモデルなど，ゲーマー向け量子ドット有機ELディスプレイ5製品がMSIから発売に

　2024年2月21日，MSIの日本法人であるエムエスアイコンピュータジャパンは，49インチサイズで解像度5120×1440ドット，アスペクト比32：9の量子ドット有機ELパネルを採用したゲーマー向けディスプレイ「MPG 491CQP QD-OLED」を3月21日に発売すると発表した。
　税込のメーカー想定売価は24万6180円前後である。

MPG 491CQP QD-OLED

　液晶パネルと比べて応答速度が高いという有機ELパネルの利点を生かし，MPG 491CQP QD-OLEDは，横サイズが4K（3840×2160ドット）超える画面サイズでありながら，垂直最大リフレッシュレートが144Hzという高速表示を可能としているのが特徴だ。VESAのディスプレイ同期技術「Adaptive-Sync」（≒FreeSync）にも対応する。

　ディスプレイパネルは，曲率1800R（＝半径1800mmの円を描くカーブ）の湾曲型で，横長の大画面でも左右端が比較的見やすく，没入感の高い映像表示を実現する。


　複数台のPCで，ディスプレイに接続したキーボードやマウスを共用するPC切換器（KVM）機能も備えているので，デスクトップPCとノートPCで，1セットのキーボードとマウスを共用したいときに役立つ。

　MSIではほかにも，解像度3840×2160ドット，垂直最大リフレッシュレート240Hz対応の31.5インチ量子ドット有機ELディスプレイ「MPG 321URX QD-OLED」と「MAG 321UPX QD-OLED」，解像度2560×1440ドットで垂直最大リフレッシュレート360Hz対応の26.5インチ量子ドット有機ELディスプレイ「MPG 271QRX QD-OLED」と「MAG 271QPX QD-OLED」も3月21日に発売することも発表した。
　画面サイズ以外の主な違いは，製品名がMPGのものはPC切換器機能を備えており，MAGのものは備えていない点にある。税込のメーカー想定売価は順に，21万7800円前後，19万4800円前後，17万280円前後，14万9800円前後となっている。

MPG 321URX QD-OLED

MAG 271QPX QD-OLED

MSIのMPG 491CQP QD-OLED製品情報ページ

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