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ゲーム大会に新日本プロレスの棚橋弘至選手と後藤洋央紀選手も参加した「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」完成発表会をレポート
発表会のステージでは,プロデューサーの川田将央氏がゲーム内容を紹介したほか,本作のオンラインマルチ対戦を使用したゲーム大会が実施された。さらに,ゲストとして新日本プロレスリングの棚橋弘至選手と後藤洋央紀選手も会場に駆けつけた。本稿ではその発表会の模様をまとめてお伝えしよう。
「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」公式サイト
カプコン パブリシティ企画推進室室長 萩原良輔氏 |
「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」プロデューサーの川田将央氏 |
発表会は,カプコン パブリシティ企画推進室室長 萩原良輔氏の挨拶で幕を開けた。萩原氏は「オペレーション・ラクーンシティ」について「最高の開発陣が最高の作品を作り上げた」とコメント。続けて「今期もカプコンらしく,しっかり頑張っていきたい」と意気込みを述べた。
続いて,本作のプロデューサーを務める川田将央氏が登壇し,本作について「バイオハザードにTPSの要素を大きく取り入れた,新機軸のタイトル」と紹介した。加えて「TPSとしての面白さを追求しつつ,バイオハザードならではの要素も取り入れた」と,ゲームの特徴を語った。
次に川田氏は,本作に登場する特殊部隊「U.S.S.」のメンバーを紹介し,それぞれの特徴や,独自の能力などを説明した。また同氏は,本作のウリとなるオンラインモードについても説明し,U.S.S.と「SPEC OPS」,そして「クリーチャー」による三つどもえの戦いが楽しめる,充実したオンラインモードを備えていることをアピールした。
ここで川田氏から新情報が発表された。最新プロモーションビデオにのせて披露されたその新情報とは,敵側であるSPEC OPSのキャンペーンモード用プロローグミッションが,5月15日に無料ダウンロードコンテンツとして提供されるというものだ。
川田氏によると,SPEC OPSのキャンペーンミッションの続きは,今後随時配信されていくとのこと。なお,無料ダウンロードはプロローグミッションのみで,その後のミッションは有料となる。
なお,プロモーションムービーは,以下のリンクから行けるページで見られるので,記事と合わせてチェックしてほしい。
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・「バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ」の“裏”キャンペーンモードが追加DLCで登場。プロローグとなる「SPEC OPS ファーストミッション」は5月15日に無料配信デモプレイでは,SPEC OPSのメンバーがゾンビとファーストコンタクトする場面をはじめ,キャラクターそれぞれのスキルを使った独自のアクションなどを披露。
キャラクターごとに,まったく違った感覚/プレイスタイルが楽しめることがアピールされた。
デモプレイ終了後は,川田氏から「オペレーション・ラクーンシティ」のCMソングとして,ロックバンド「Coldrain」の楽曲「No Escape」を採用したことが発表された。
Coldrainはビデオメッセージを寄せており,そこで「子供の頃から遊んでいた『バイオハザード』にCMソングを提供する日がくるとは思わなかった」とコメント。そして,バンドとゲームの雰囲気がすごくマッチしており,「やばい楽曲と,やばいゲームの組み合わせが実現した」と嬉しそうに語った。
棚橋弘至選手と後藤洋央紀氏がオペレーション・ラクーンシティをプレイ。プレスによるゲーム大会も実施された発表会後半の模様をお届け
発表会の後半では,萩原氏がステージに再度登場して,バイオハザード関連の新情報を一挙に紹介した。
さらにここで萩原氏から,カプコンと新日本プロレスリングとのコラボレーション企画である「コラボレーションTシャツ」が発表され,ゲストとして,新日本プロレスリング所属の棚橋弘至選手と後藤洋央紀氏が,そのTシャツを着て登場した。
棚橋弘至選手 |
後藤洋央紀氏 |
予選は,敵を倒すことでもらえるポイント数を競い合う「TEAM ATTACK」,準決勝は,マップ上に配置されたG-ウィルスのサンプル回収を目的とした「BIOHAZARD」,決勝戦には,ラクーンシティから脱出するために一刻も早く救助ヘリに乗り込むことを目的とした「SURVIVOR」が使用された。
大会には,4GamerからもoNoが参加して,棚橋選手と後藤選手と同じチームになるという引きの良さを発揮したが,そこで運を使い果たしてしまい,あえなく予選で敗退。棚橋選手と後藤選手を決勝の場に立たせることができず,oNoはかなりヘコんでいた。
発表会の最後に川田氏は,「本作では,今までの『バイオハザード』シリーズとは違う世界観を出せたのではないかと思います。かなり冒険したとは思いますが,今までのように一人で恐怖を味わうのではなく,みんなでバイオの世界を楽しめるゲームに仕上がっています。ぜひ新しい『バイオハザード』を体験していただきたいですね」とコメント。
萩原氏が「この作品を含めて,今期1年,皆さんの力添えをいただきながら頑張っていきたいと思います。今日はありがとうございました!」と挨拶して発表会を締めくくった。
これは,CLUB96会員の中から抽選で選ばれたわずか32名が参加できるという,プレミアムなものになっていた。
イベントでは,先のプレス向けイベントで発表されたばかりの「SPEC OPS ファーストミッション」のデモが披露された。先のイベントと違ったのは,開発スタッフの1人が途中で力尽きてやられてしまったことで,プロデューサーの川田氏からは「SPEC OPS ファーストミッションの難度は高い」というフォローが入った。
川田氏によれば,プロローグが配信されるのは「オペレーション・ラクーンシティ」が発売されてから約3週間後となり,それまでにゲームをクリアしていれば“ちょうどいい”と感じるくらいの難度だそうだ。
そのあと,来場者は8名ずつのグループに分かれて,「オペレーション・ラクーンシティ」のキャンペーンモードと対戦モードをプレイした。また,プロデューサーの川田氏とディレクターの瀬戸康洋氏が,参加者達と話をする時間も設けられた。
なお,以前実施された「-バイオハザード生誕15周年記念- バイオハザード プレミアムパーティ」のように,(募集告知も含め)CLUB96会員のみ応募が可能なイベントが今後も開催される可能性は高い。バイオハザードシリーズのファンでまだ会員になっていないという人は,登録をしておくといいかもしれない。
「バイオハザード」シリーズポータルサイト
「CLUB96」公式サイト(モバイル)
http://mcap.jp/g/bio_series/- 関連タイトル:
バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ
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