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「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開
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印刷2020/08/04 11:58

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「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開

マジック:ザ・ギャザリング マジック:ザ・ギャザリング アリーナ
配信元 Wizards of the Coast 配信日 2020/08/04

<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>

TCG「マジック:ザ・ギャザリング」、オンラインでの世界大会! 2020プレイヤーズツアーファイナル 大会レポート
〜ドイツのクリストフ・プリンツ選手が王者に!日本より熊谷陸選手が準優勝〜

Wizards of the Coast LLC(本社:アメリカ合衆国ワシントン州レントン、CEO:Chris Cocks)は、トレーディングカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング(以下、マジック)」のデジタルゲーム版「マジック:ザ・ギャザリング アリーナ(以下、MTGアリーナ)」による競技マジック最高峰の世界大会「2020プレイヤーズツアーファイナル」を、日本時間の2020年7月26〜27日(予選ラウンド)、および8月2日(決勝ラウンド)にオンライン上にて開催いたしました。

今大会にはハイレベルの競技トーナメント「プレイヤーズツアー」の成績上位者、オンライン大会「MagicFest Online Season Finals」の優勝者、2020年移行シーズンに行われた各グランプリの優勝者、そしてマジック・プロリーグ(以下、MPL)所属選手24名ら計145名が参加。3日間に渡る熱戦の結果ドイツのクリストフ・プリンツ選手が優勝し賞金10,000米ドルを獲得、また日本からは熊谷陸選手が準優勝を果たしました。

2020プレイヤーズツアーファイナル優勝者 クリストフ・プリンツ選手(ドイツ)
画像集#001のサムネイル/「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開

また今大会では英語版中継と共に、日本語による公式生放送を実施。日本人トップレベルプレイヤーやプロリーグ所属選手たちの解説のもと、多くの視聴者が競技マジックの頂点とも言えるイベントを観戦しました。

2020プレイヤーズツアーファイナル イベント特設ページ
https://mtg-jp.com/coverage/2020ptfinals/

2020プレイヤーズツアーファイナル ロゴ
画像集#002のサムネイル/「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開

[イベント] 2020プレイヤーズツアーファイナル
[開催期間] 太平洋時間2020年7月25〜26日、8月1日(決勝ラウンド)
[参加者数] 145名
[賞金総額] 250,000米ドル
[優勝賞金] 10,000米ドル

「2020プレイヤーズツアーファイナル」は世界各地で行われたハイレベルトーナメント「プレイヤーズツアー」の集大成とも言える位置づけのイベントです。今回は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による影響を考慮し、本来テーブルトップ(紙製品)で開催される予定だった「プレイヤーズツアーファイナル」3大会分を統合、MTGアリーナを使ったオンラインイベントとして開催されました。

MTGアリーナ ロゴ
画像集#003のサムネイル/「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開

今大会のフォーマット(レギュレーション)は「スタンダード」。直近約2年以内に発売されたセットのカードから、60枚以上のデッキを構築して対戦を行う形式です。今回は今年7月に発売した最新セット『基本セット2021』を加えた約2,100枚のカードプールから構築を行います。

世界大会3つ分が凝縮されているだけあって、参加者はどこを見渡しても強者揃い。特に日本からは多くのマジックプレイヤーから尊敬を集める強豪選手15名が参加しました。

○プレイヤーズツアーファイナル 日本人出場選手(五十音順、敬称略)
浅原晃、石附拓也、石村信太朗、大森健一郎、加藤健介、熊谷陸、佐藤レイ(MPL)、高橋優太、野稲和弘、林眞右、原根健太、平山怜、村栄龍司、八十岡翔太(MPL)、行弘賢(MPL)

■競技マジック最高峰の戦いが展開されたプレイヤーズツアーファイナル
日本時間の7月26日に行われた予選ラウンド1日目では計7回戦が展開。初日から数多くの熱戦を繰り広げつつ、2日目への出場者は74名まで絞られました。その時点で日本人選手は15名中11名が進出と、その実力の高さを伺わせます。

そして日本時間の7月27日に行われた予選ラウンド2日目でも同じく7回戦が展開。伝説級のプレイヤーたちでさえ容赦なく振り落とされていく中で、以下の8名が最終日の王者を決する戦いへと進出しました。

○プレイヤーズツアーファイナル トップ8入賞選手(敬称略、括弧内は使用デッキ)
ベン・ウェイツ(4色再生)
アレン・ウー(ティムール再生)
パトリック・フェルナンデス(ティムール再生)
熊谷陸(黒単アグロ)
マイケル・ジェイコブ(マルドゥ・ウィノータ)
クリストフ・プリンツ(4色再生)
ラファエル・レヴィ(アゾリウス・コントロール)
クリストファー・ラーセン(ジャンド・サクリファイス)

プレイヤーズツアーファイナル トップ8入賞選手
画像集#004のサムネイル/「マジック:ザ・ギャザリング」,2020プレイヤーズツアーファイナルの大会レポートが公開

そして訪れた決勝ラウンド。形式はダブルエリミネーション(2敗で脱落)で行われました。手に汗握る激闘の末、グランドファイナルに進出したのは勝者側ブラケットを突破したクリストフ・プリンツ選手、そして敗者側ブラケットを勝ち上がった熊谷陸選手に。通常1マッチ2ゲーム先取で決着となりますが、グランドファイナルでは2「マッチ」先取で決着となります。

環境最強と謳われるティムール再生デッキの強みを残しつつそれを倒すべく誕生した「4色再生」デッキを使うプリンツ選手と、ティムール再生デッキが苦手とするクリーチャー(戦闘を行う生物カード)をこれでもかと詰め込んだ高速デッキ「黒単アグロ」を使う熊谷選手。奇しくも互いに最強デッキへの回答とも言えるデッキの使用者同士がぶつかる形となりました。

グランドファイナルを戦うプリンツ選手と熊谷選手
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第1マッチでは1ゲーム目をプリンツ選手が取るものの、得意のクリーチャー戦略で再生デッキの弱点を突いた熊谷選手が勝利。続く第2マッチは熊谷選手が勝てば優勝という状況でしたが、瀬戸際の攻防の上でプリンツ選手が勝利します。そして運命の最終第3マッチ、お互いに1ゲームずつを取った状態で熊谷選手が攻めきろうとしたその時、プリンツ選手が命運を分けるバウンス(戦場にあるカードを手札に戻す)呪文をドロー、そのまま盤面を再構築して見事王座に輝きました。

運命のカード《厚かましい借り手》で勝負を決めるプリンツ選手
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クリストフ・プリンツ選手はプレイヤーズツアーファイナル王者の称号を得ると共に、賞金10,000米ドルと、本年開催予定となる少数のプレイヤーのみが参加できる特別イベント「2020年シーズン・グランドファイナル」への出場権利を獲得しました。

それぞれの大会の結果や出来事をまとめた記事など、詳しくはイベント特設ページ( https://mtg-jp.com/coverage/2020ptfinals/article/0034228/ )をご覧ください。また今大会については計3日間、eスポーツキャスターの大和周平さん、トッププレイヤーの八十岡翔太さん(MPL所属)、井川良彦さん(ライバルズ・リーグ所属)、市川ユウキさんをお招きしての日本語生放送をリモートにて実施いたしました。今からでもビデオアーカイブをご覧いただけますので、ぜひご視聴ください。

[Twitch]
1日目 : https://www.twitch.tv/videos/690877225
2日目 : https://www.twitch.tv/videos/691853866
最終日: https://www.twitch.tv/videos/697736075

[YouTube]
1日目 : https://www.youtube.com/watch?v=Nf_RkJxRCa8
2日目 : https://www.youtube.com/watch?v=bOKZu0n6L4I
最終日: https://www.youtube.com/watch?v=ZhRVNmLWTmg

「マジック:ザ・ギャザリング」公式サイト

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