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「MTG」,セット・ブースターとドラフト・ブースターの統合を発表。「カルロフ邸殺人事件」以降は新形式の「プレイ・ブースター」に
【翻訳記事】『カルロフ邸殺人事件』よりドラフトおよびセット・ブースターが統合され、新たに「プレイ・ブースター」が登場します。2つのブースターの特徴を受け継いだ本製品形態について、首席デザイナーであるマーク・ローズウォーターよりご説明いたします。 https://t.co/Z1ePr2lJA5 #mtgjp pic.twitter.com/SZ4krVTeRb
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) October 16, 2023
カルロフ邸殺人事件からは,パック開封に特化した「セット・ブースター」と,リミテッド環境に特化した「ドラフト・ブースター」が統合され,「プレイ・ブースター」と呼ばれるブースターパックが販売されることになる。
プレイ・ブースターはプレイ可能なカードが14枚収録された新形態のパックだ。レアや神話レアが最大4枚まで出現するというセット・ブースターの特徴を残しつつ,コモンやアンコモンの“関連性”の排除などによってリミテッド環境でのプレイに耐えうるパックになるとのこと。
変更の理由については,主席デザイナーのMark Rosewater氏によるブログ記事で説明されている。それによると,セット・ブースターが圧倒的に人気であることや,2種類の“似たような製品”が存在することによって発生する在庫上のリスクなどが,変更の大きな要因になったと語られている。
記事の中では,今後の課題についても触れられている。プレイ・ブースターには1パックに複数のレアや神話レアが封入される可能性があり,さらにドラフト・ブースターから枚数が1枚減っているため,リミテッド環境が不安定になる懸念がある。
これらの問題に対しては,プレイ・ブースターを念頭に置いたバランス調整によって解消を目指しているという。いわゆる“ボムレア”(1枚で勝負を決める強いカード)のピックの有無が勝敗を左右する大味なゲームにならないよう,「低いレアリティのカードでもより多くの回答を得られるようにする」とのことなので,今後の発表にも期待しておこう。
そのほかにも,多くのファンが抱くであろう疑問についての回答が掲載されている。詳細な内容は,ブログ記事で確認しよう。
「マジック:ザ・ギャザリング」公式サイト
「プレイ・ブースター」とは?
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