定番フラシムシリーズの最新作「Microsoft Flight」が，2012年春に無料公開されることが明らかに。ハワイを舞台に，さまざまなミッションに挑む

　1982年に発売された「Microsoft Flight Simulator 1.0」以来，約30年の歴史を誇る定番フライトシミュレータ「Microsoft Flight Simulator」シリーズの最新作，「Microsoft Flight」が2012年春頃に無料公開されることが明らかになった。これは，Microsoft Studiosのメディア向けリリースで発表されたもの。

「Microsoft Flight」公式サイト

　シリーズ13作目となるMicrosoft Flightでは，ハワイ周辺をリアルに再現したマップを舞台に，与えられたさまざまなミッションをこなしていくことになる。登場機体としては，レシプロ機のBoeing Stearmanや第二次世界大戦で使用されたNorth American P-51 Mustang，さらには2012年にデリバリーされるという最新鋭機，ICON A5などがラインナップされている。

　Microsoft Flightは，Games for Windows‐LIVEのアカウントを持っていれば誰でも無料でダウンロードしてプレイが可能。また今後，ダウンロードコンテンツ展開なども計画されているという。もちろん，マルチプレイモードも実装している。
　現在，かなりニッチな市場となったフライトシムだが，パイロットラインセンスを持っているコアなマニアばかりでなく，経験のないプレイヤーでも自由に大空を駆け回れるアシスト機能なども用意されている。


　Games for Windows‐LIVE普及の起爆剤として無料公開されることになったMicrosoft Flightだが，最新のDirectX 11に対応した本格派で，公開されたスクリーンショットを見る限り，かなりハイレベルなグラフィックスが期待できる。サードパーティによるさまざまなコンテンツのリリースなどもありそうだ。