ソニー・コンピュータエンタテインメントは本日(2012年5月17日),今冬に発売を予定しているPlayStation Vita用ソフト「
SOUL SACRIFICE」のイメージイラストやスクリーンショットを公開した。
SOUL SACRIFICEは,
発表会のレポートでお伝えしたとおり,稲船敬二氏率いるcomceptが企画,開発を担当する新作アクションゲームだ。音楽を手がけるのは光田康典氏と鋒山 亘氏,開発にはマーベラスAQLも参加している。
本作の主人公は,選ばれし勇者などではなく,残忍な魔法使いに捕らわれた奴隷で,牢屋に閉じ込められて生贄にされるのを待つばかりという,何とも不幸な立場にある。しかし,無力な主人公の前に一冊の本(正確には,本の姿をした化物)が現れ,その本には,書いてある内容を実際に追体験できるという不思議な効力があった。ただし……というのが本作のストーリーだ。
本には,魔法使いと魔物達との壮絶な戦いが記録されており,それを読んだ主人公は,魔法使いとして本の世界へと旅立つ。プレイヤーは主人公として,その内容をクエストとしてプレイすることになるのだ。
今回公開されたイメージイラストやスクリーンショットからは,そんなSOUL SACRIFICEのキャラクターや魔物,魔法などを確認できる。個性的で不気味,かつグロテスクな本作の世界観を感じられるだろう。
その力の代償はなんだ?
“魔法(ファンタジー)”とは、本当は残酷なものである。
“犠牲”や“代償”を支払う“覚悟”なしに人は力を得られない。
これはこの世で、最も罪深い、リアルファンタジー共闘アクションである。
ストーリー
絶対的な不条理から物語ははじまる。
なんの説明もなく狭い牢屋に閉じ込められている。
残忍な魔法使いに飼われた奴隷――それがプレイヤー自身だ。
生贄にされる瞬間が近づく最中、一冊の「本」が目の前に現れる。
それは、記述を実際に体験できるという、不思議な効力を持っていた。
プレイヤーの前に現れた一冊の「本」。
正確に言うと「本の姿をした化物」である。
プレイヤーの敵なのか味方なのか?
詳細は不明である。
プレイヤーキャラクター
プレイヤーは、魔の法則を用いる魔法使い。
“犠牲と代償”を支払うことで、それに見合った能力(魔法)を発動することができる。
代償とするものが大きければ大きいほど強力な力が使えるが、対価を見誤れば命を落とすことさえある。
キャラクターカスタマイズは豊富なバリエーションから選択可能。プレイスタイルによって、さらなる変化を遂げることも
|
魔法
魔法を使用するには、対価が必要。
木や石など身の回りのものから、肉体の一部や生命など「大きな犠牲」を払って使用する魔法もある。
強力な魔法を使い続けると代償として人としての姿を失うことも……
エクスカリバー
|
|
グレイプニル
|
グングニル
|
|
ゴルゴン
|
サラマンダー
|
|
魔物
この世界の魔物はすべて、己の欲望の赴くままに魔法を使い続け、闇に落ちてしまった人間の、なれの果てである。
ハーピィ
|
デュラハン |
ケルベロス |
ミノタウロス |
スライム |
ステージ
魔物と同じく、すべてのステージは人間の欲望から生まれている。
スクリーンショット