連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第138回「人類滅亡の日に新説を提唱する真・ライター無双」
この連載,ちょうど人類滅亡の日に掲載なので,どうせみんな読めないと思うんですよね。なのに律儀に書いてる俺,マジでライターの鑑じゃないッスかね。
……なんてね。滅びませんよね,そりゃ。分かってた。ノストラダムスの頃に理解してました。MMRを読むたびに本気でビビってた,純真な自分はもう戻ってこないんですよ。
というわけで,人生最後とはいきませんでしたが,今年最後の連載記事,お届けしていきましょうかね。
番組ではゲストとして,コーエーテクモゲームス広報の桂 毅氏をお招きし,実際にゲームをプレイしてきました。
しかし,人類滅亡説で盛り上がっているこの時期にピッタリすぎるタイトルですな。俺も無法者のように「明日より今日だぜ〜!」と叫びつつ,奪い取った種籾を貪り食いたいです。そして成敗されるときは,トキに気持ち良くしてもらいたいですね。
え? 動画の見どころ? マミヤのケツかな。
毎年,この時期になると「今年も色々ありましたね」って言葉をよく聞きますけど,具体的になにがあったのか話せる人って少ないと思うんですよね。ソースは俺。
なぜなら,先月のことすらまったく覚えていないどころか,昨日なにを食べたのかも思い出せないんですもの。むしろ,「今年はなにがあったんでしたっけ?」って,会う人全員に聞いて回りたいくらいですよ。唯一の取り柄であるゲームですら,今年どんなタイトルが発売されたのか,まったく覚えていませんしね。
職業的にそれはマズイんじゃないかって? いやいや,逆にこんな仕事だから忘れちゃうんですって。毎日毎年,ゲームに触れない日なんてないんですよ? もはや呼吸するのと同じような感覚でゲームしてるから,“区切り”がないんです。この生活をゲーム的に表現するならば,去年も今年も来年もローディング時間皆無でシームレスに繋がっている状態なんですよ。
でもこれ,生き方としての良し悪しはさておき,とても贅沢で幸せなことだと思います。ゲームなんか買って当然,遊べて当然だってことですもん。多くの人は仕事や経済的な理由から,やりたいゲームを全部遊ぶのは難しいと思うんですけど,俺の場合はゲームやって稼いだお金でまたゲームを買うから,これまさに永久機関。ゲームは生活そのものであり,生活することがゲームをするということなのですよ(哲学)。
……こうして色々と考えた結果,俺が書く原稿は,飯を食ったあとに絞り出すサムシングであるという結論に至りました。思えば原稿執筆時に生じる苦しみは,便秘のときのそれとよく似ています。
なんということでしょうか。ゲーム好きなら誰もが知っている「クソゲー」という言葉に,また違った意味合いを持たせることに成功してしまいましたね……。これからは「飯を食って排泄するが如くゲームを遊ぶ様」のことを「クソゲー」と表現すべきでしょう。よって俺の人生はクソゲー(Q.E.D. 証明終了)。
ん? ってことは俺の記事を喜んで読んでくれている読者の皆さんは(編注:それ以上いけない)。それでは,また来年もクソゲーな生活を送るマフィア梶田がひり出すサムシングのような記事を楽しんでくださいね! 良いお年を!
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(C)武論尊・原哲夫/NSP 1983 版権許諾証 KOI-021 (C)コーエーテクモゲームス All rights reserved.
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